2022年5月9日月曜日

竪穴住居の炉の3Dモデル試作2

 3D model prototype of a pit dwelling furnace 2


"3D model of a pit dwelling furnace (prototype 1)" has been improved. Along with painting the actual measurement map, a 3D model of pottery was virtually installed in the furnace. The furnace pottery serves as a socket (receptacle).


「竪穴住居の炉の3Dモデル(試作1)」を改良しました。実測図に色塗りするとともに、土器3Dモデルを炉に仮想設置しました。

1 竪穴住居の炉の3Dモデル(試作2)

竪穴住居の炉の3Dモデル(試作2)

例 有吉北貝塚竪穴住居SB098のA炉(炉体土器は第9群土器)

実測図は有吉北貝塚発掘調査報告書から引用


仮想設置土器の3Dモデル(有吉北貝塚土坑SK446出土第9群土器(胴部磨消懸垂文成立以前の加曽利EⅡ式))

3DF Zephyr v6.505からアップロード


参考 SB098のA炉の炉体土器 有吉北貝塚発掘調査報告書から引用


3Dモデルの動画

2 メモ

炉体土器を調理用土器のソケット(受け口)として使っていたことの推察が成り立つと考えました。このソケットは受け口が開いていますから、サイズフリーの器具として使えます。

火力を加えた場所は土器の周囲であり、底からではないので、エネルギー効率はきわめて悪いものです。


参考 Blender作業画面


参考 3DF Zephyr Lite画面(動画作成)


参考 Sketchfab画面

Sketchfab画面では仮想設置した土器を半透明で表現しています。


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