Estimation of the location of the stripped cross-section of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound
I roughly estimated the location of the stripped cross-section of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound displayed at the Chiba Prefectural Central Museum. It is near section 11, which is described in detail in the excavation report. I get a little excited because I can check the nuances of the words in the cross-section of the excavation report at the site. I feel that my learning is progressing.
千葉県立中央博物館に展示されている有吉北貝塚北斜面貝層剥ぎ取り断面の場所を略推定しました。発掘調査報告書で詳しく記載されている断面11付近です。発掘調査報告書断面記載の言葉ニュアンスを現場で確認できるのですから、少し興奮します。学習が進展する気配がします。
1 展示剥ぎ取り断面のオルソ投影画像作成
展示剥ぎ取り断面のオルソ投影画像(正面から)を3Dモデルから作成しました。
展示剥ぎ取り断面のオルソ投影画像作成(正面から)
2 展示剥ぎ取り断面の推定位置
展示剥ぎ取り断面の位置を発掘調査報告書掲載貝層断面と照らし合わせ推定しました。発掘調査報告書掲載断面11の近く(断面11の前後各1m範囲内程度)であることを推定できました。
展示剥ぎ取り断面の推定位置
この情報から展示断面観察と発掘調査報告書断面11記載を照らし合わせることにより、発掘調査報告書記載の言葉のニュアンスを理解することが可能となりそうです。発掘調査報告書記載の言葉ニュアンスが判らないので学習に手ごたえがなかった不満足感がこれで解消できるかもしれません。発掘現場に直行できるというタイムマシンを手にしたようで、これからの学習活動が楽しみです。
千葉県立中央博物館には双眼鏡と顕微鏡モード撮影可能デジカメを持参して剥ぎ取り断面観察に通いたいと思います。
3 剥ぎ取り断面は、実は、この3倍あることを知る
千葉県立中央博物館webサイトをみると、平成21年度企画展「縄文の躍動」で有吉北貝塚北斜面貝層の剥ぎ取り断面が現在展示物の約3倍あり、11断面全部がつくられていることを知りました。
有吉北貝塚北斜面貝層の剥ぎ取り断面
千葉県立中央博物館webサイトから引用
いつかこの剥ぎ取り断面全体を詳しく観察したいものです。
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