Pseudo-conversion of central projection image to ortho-projection image using Photoshop
I confirmed that if you have a normal photo and the corresponding ortho-projection material (this time a cross-sectional view), you can pseudo-transform the normal photo into an ortho-projection image by using the Photoshop puppet warp function.
通常写真とそれに対応するオルソ投影資料(今回は断面図)があれば、Photoshopパペットワープ機能を使うことにより、通常写真をオルソ投影画像に疑似的に変換できることを確認しました。
1 課題 剥ぎ取り断面画像を断面図に嵌め込む
壁に立てかけてある剥ぎ取り断面の画像(中心投影画像)を断面図に嵌め込む方法・手順を検討しました。
剥ぎ取り断面画像(上村秀明氏撮影)
断面図(上守秀明・宮城孝之「報告 千葉市有吉北貝塚斜面貝層の接状剥離作業」、『(財)千葉県文化財センター研究連絡誌』20-1 1987年)
2 方法・手順
2-1 画像と断面図のオーバーレイ配置
画像の不用部を除去します。
不用部を除去した画像
画像と断面図の大きさを略一致させ、Photoshopで別レイヤーとして配置します。もちろん画像と断面図の細部は合っていません。
Photoshopにおける画像と断面図の配置
2-2 パペットワープ機能で特徴点を一致させる
パペットワープ機能で画像の特徴点にピンを打ちます。特徴点とは画像と断面図で同じ場所であると判断できる点です。次に打ったピンをマウスでドラッグして断面図の同じ場所に移動します。
パペットワープ機能で特徴点に打ったピンを移動する様子
2-3 特徴点を一致させた結果
今回は18個所の特徴点を一致させました。
特徴点を一致させた結果
画像を疑似的に断面図に嵌め込むことができました。画像と断面図の層相区分線の両方が見やすいように濃度を調整して作業を完成させました。
作業結果(完成)
3 メモ
写真とそれに対応するオルソ投影資料(今回は断面図)があれば、Photoshopパペットワープ機能を使うことにより、通常のスナップ写真をオルソ投影画像に疑似的に変換できることを確認しました。
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