Spatial Settings for Statistical Analysis of Artifacts in 3D Space
A spatial setting was created for statistical analysis of the distribution of artifacts by species excavated from the shell layer on the northern slope of the Ariyoshikita Shell Mound in 3D space. Blender's Shrinkwrap modifier was used to set up the 3D space.
有吉北貝塚北斜面貝層から出土した遺物の種別分布を、3D空間で統計分析するための空間を設定しました。3D空間設定はBlenderのShrinkwrapモディファイアを利用しました。
1 統計分析用3D空間の設定
全遺物分布をラップで覆った時に生まれる3D空間を統計分析用3D空間空間として設定することにしました。
具体的には、全遺物分布に形状が似ているオブジェクトをつくり、そのオブジェクトで全遺物を囲み、Shrinkwrapモディファイアで全遺物を包みました。
全遺物分布
統計分析用3D空間
全遺物をオブジェクトで包んだものです。
統計分析用3D空間に頂点を1万点ランダムにプロットした様子
全遺物分布-統計分析用3D空間-ランダム1万点
2 統計分析用3D空間の意味
統計分析用3D空間に基づいて遺物密度や分布形状を検討します。
遺物種別分布を検討する最初に、その遺物数と同じ数の頂点を統計分析用3D空間にランダムのプロットし、その統計と実際の分布を比較します。
ちなみに、この記事で表示する統計分析用3D空間の体積は1302立方メートルであり、遺物総数(3D座標が揃ったもの)が55892件であるため、密度は42.93件/立方メートルになります。




0 件のコメント:
コメントを投稿