2019年8月18日日曜日

加曽利EⅡ式把手付鉢の杖のような模様

縄文土器学習 238

流山市立博物館企画展「流山のお宝新発見」展示加曽利EⅡ式把手付鉢には杖のような模様が付いています。

加曽利EⅡ式把手付鉢で観察できる杖のような模様

観察記録3Dモデルでよくみると3箇所に存在しますから、おそらく4か所に同じ模様が存在しているものと推察します。

この模様から次のようなインスピレーションが湧きましたのメモしておきます。

水噴出を表現する沈線記号か?
杖のような沈線模様は水が噴出する様子を表現していて、この片口土器が水瓶であることと対応するのではないかと考えます。
杖のような模様の両側の沈線は縄文と磨消を区分する役割の線分と理解します。

縄文土器にこのような象形文字的記号が存在するのかどうか知りません。
そのため、杖模様=泉記号という仮説が成り立つのかどうか、わかりません。
今後学習を深めることにします。

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