2019年8月3日土曜日

縄文土器観察記録仕様

縄文土器学習 220

1巡目及び2巡目縄文土器観察結果の記録様式を統一して、後に必要に応じて作成する予定の縄文土器データベースの使い勝手を事前に向上させておくことにします。
この記事では自分専用の縄文土器観察記録仕様項目をメモしておきます。

1 土器名称等
展示施設における土器名称、展示施設、撮影月日を記録します。


土器名称:餅ヶ崎遺跡出土称名寺式土器
撮影場所:加曽利貝塚博物館
撮影月日:2019.05.16

2 土器オルソ投影写真
土器3Dモデルを作成したものについては作成ソフト(3DF Zephyr Lite)の機能を利用して正面、左手から、右手から、上からのオルソ投影写真を掲載します。
オルソ投影写真の土器シルエットは正確に計測した断面図と同じ価値のある情報です。

正面

左手から

右手から

上から

3 土器3Dモデル
土器3DモデルをSketchfab画面としていじれる様に掲載します。(WEB画面)

餅ヶ崎遺跡出土称名寺式土器3Dモデル

4 土器展示風景写真
土器展示風景写真を掲載します。

餅ヶ崎遺跡出土称名寺式土器展示風景

5 寸法
(検討中)
3Dモデル作成ソフトにより高さ、各部位の幅、あるいは厚みなどがオルソ投影画面等で相対値として精密に計測できます。
しかし、絶対値は現在のところ不明です。画面にスケールを置かなくても、スマホカメラ機能を利用した絶対値計測が可能ならば導入したいと思います。

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