2020年4月13日月曜日

千葉市埋蔵文化財調査センター展示室展示物の3Dモデル

縄文土器学習 398

2020年2月4日に千葉市埋蔵文化財調査センター展示室を観覧しました。主目的は人面付土版の観察で、その観察記録3Dモデルはすでに作成して観察し、思考を深めました。(※)
2020.02.05記事「人面付土版 観察記録3Dモデル

同時に展示室の展示内容がきわめて充実していることに感動しました。
そこで撮影した写真から展示状況の3Dモデルを作成して、施設まで足を運ばなくても一定の詳細観察ができるようにしました。
わくわくするような遺物ばかりです。
コロナ禍が過ぎ去ったならば何度も訪問して縄文木製弓など残った多数の遺物もじっくり観察して、観察記録3Dモデルも追加作成したいと思っています。

1 縄文後期曽谷式深鉢(千葉市内野第1遺跡)外土器10点等 観察記録3Dモデル

縄文後期曽谷式深鉢(千葉市内野第1遺跡)外土器10点等 観察記録3Dモデル
上段左 縄文後期堀之内2式注口土器(千葉市内野第1遺跡) 縄文後期箱形土器(千葉市内野第1遺跡) 縄文後期アワビ形土製品(千葉市内野第1遺跡)
上段右 土製耳飾り、蓋型土器、ミニチュア注口土器、サンダル状土製品
下段左後列 縄文後期曽谷式深鉢(千葉市内野第1遺跡) 縄文晩期安行3c式浅鉢(千葉市内野第1遺跡)
下段左前列 縄文後期加曽利B2式深鉢(千葉市内野第1遺跡) 縄文後期加曽利B2式深鉢(千葉市内野第1遺跡) 縄文後期曽谷式深鉢(千葉市内野第1遺跡) 縄文晩期安行3b式浅鉢(千葉市内野第1遺跡)
下段右 ミミズク土偶、山形土偶
撮影場所:千葉市埋蔵文化財調査センター
撮影月日:2020年2月4日
ガラス面越し撮影
実寸法付与
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.530 processing 104 images

展示の様子

展示様子のアニメ

2 1以外の3Dモデル

縄文早期茅山式深鉢(千葉市鳥込東遺跡)外5点 観察記録3Dモデル

縄文中期末葉加曽利EⅣ式深鉢(千葉市餅ヶ崎遺跡)外1点 観察記録3Dモデル

縄文後期堀之内1式深鉢(千葉市花輪貝塚)外土器1点等 観察記録3Dモデル

縄文早期前半「早期の土偶」(千葉市中鹿子第2遺跡)外土偶2点 観察記録3Dモデル

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3 参考 人面付土版は髭入れ墨をした女性
※2月に人面付土版を観察した時は顔に髭があり、男性の顔であると考えていましたが、その後、アイヌ女性が髭の入れ墨をすることに気が付き、この髭のある人面は女性であると理解することができました。
ブログ「芋づる式読書のメモ」2020.03.27記事「土器は女性がつくったのか?

人面付土版
千葉市埋蔵文化財調査センター展示

アイヌ女性の髭の入れ墨

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