2022年12月18日日曜日

有吉北貝塚北斜面貝層の新分類土器の3D空間プロット

 3D Spatial Plot of Newly Classified Pottery in the North Slope Shell Layer of Ariyoshi Kita Shell Mound


A new classification of pottery excavated from the northern slope shell layer of the Ariyoshi Kita Shell Mound has been carried out. So let's plot it in Blender3D space. It takes time and effort, but by plotting it in a file for each pottery and assembling it at the end, the information can be used for multiple purposes.


有吉北貝塚北斜面貝層出土土器の新分類が行われましたので早速Blender3D空間にプロットすることにします。手間はかかりますが、土器別ファイルにプロットして、最後に集成することにより、情報を多用途に使えるようにします。

1 加曽利EⅡ式土器 3D空間プロットのための便宜的新分類

千葉市埋蔵文化財調査センター所長西野雅人さんから提供していただいた第9~12群土器新分類情報を次のように便宜的新分類に集約して3D空間にプロットすることにします。


有吉北貝塚北斜面貝層 加曽利EⅡ式土器 3D空間プロットのための便宜的新分類

2 土器別ファイルの作成

これまでの作業は例えば加曽利EⅡ式(第10・11群)土器のBlender3D空間プロット作業は一括して作業しましたから、3D分布図から個別土器破片の分布を抽出することは出来ませんでした。これでは土器投棄様相を詳しく検討出来ません。そこで、今回は手間はかかりますが、土器別ファイルに個別土器破片を3Dプロットして、最後に全土器を集成することにします。これにより、土器投棄の様相分析の進展が期待できます。同時に新たな視点から土器を分類した場合や、新分類の修正があった場合に情報を柔軟に活用できるようになります。

3 実際のBlender3D空間プロット作業


土器破片のBlender3D空間プロット方法 186番土器の例


186番土器(EⅡ古)破片4点の3D空間分布


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