July 2023 blog activity retrospective
I looked back on the July 2023 activities of the blog "Walking in the Hanami River Basin".
A method of expressing the density of pottery fragments in 3D space was examined using Blender, and technical results were obtained. I examined a shell layer cross-section original sheet of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound, and obtained information that could not be obtained from the excavation report. I browsed all the original records of the North Slope Shell Layer and made a list of them.
ブログ「花見川流域を歩く」の2023年7月活動をふりかえりました。
土器破片の3D空間における密集度の表現方法をBlenderで検討し、技術的成果を得ました。有吉北貝塚北斜面貝層の貝層断面原票1枚を検討し、発掘調査報告書では得られない情報を得ました。北斜面貝層原票全部を閲覧し、そのリストを作成しました。
1 ブログ「花見川流域を歩く」
・2023年7月の記事数は13です。
・6月に作成した北斜面貝層土器新分類による土器破片3D座標を使って、3D空間における密集度表現の技術的検討をBlenderで行いました。2D空間におけるヒートマップに類似した表現が可能であることを確認しました。
・北斜面貝層の代表断面である11番断面の発掘調査原票を閲覧し、それを検討しました。発掘調査報告書からは得られない貴重な情報を汲み取ることができました。
・北斜面貝層関連発掘調査原票(図面集、遺物台帳)を全部閲覧してその内容を瞥見確認するとともに、詳細リストを作成しました。
図面リスト概要
遺物台帳リスト
2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
・早朝散歩記事を5編書きました。
3 2023年7月活動の特徴
・北斜面貝層11番断面原票の検討により、貴重な情報(基底砂礫層にも貝殻が含まれ、ガリー侵食が古い貝層を対象に行われたことが示唆される)を得ることができました。この体験により発掘調査報告書掲載情報だけでは、北斜面貝層の様子を詳しく知る上で限界があることを痛感しました。
・そこで北斜面貝層発掘調査原票全部を瞥見確認して、今後の北斜面貝層学習では検討を深めるために発掘調査原票を使うことを決意しました。
4 2023年8月学習活動の展望
・発掘調査原票に基づく学習を行うためには、原票全部をスキャンしてパソコンに取り込むことが大前提となります。8月から9月にかけて原票全部のスキャンと電子化資料整理という一種の肉体労働に取り組むことにします。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2023年7月記事 〇は特に閲覧の多いもの
- 有吉北貝塚北斜面貝層 発掘調査全原票の閲覧
- 有吉北貝塚北斜面貝層 犬埋葬
- 〇ChatGPT利用によりPython実用化が一気に進む
- 有吉北貝塚北斜面貝層 貝層断面原票の理解と解釈
- 3D空間における土器破片1mバッファーの作成
- 土器破片3D密度分布の表現例
- 3D空間遺物分布の密集性指標
- 有吉北貝塚北斜面貝層 土器型式別にみた土器破片密集値区分
- 有吉北貝塚北斜面貝層 「土器破片の3D空間密集度」の3D分布図で可視化された同心円状構造
- 有吉北貝塚北斜面貝層 土器破片3D空間密集度検討
- 有吉北貝塚北斜面貝層 土器新分類別3D分布資料作成
- 2023年6月ブログ活動のふりかえり
- 有吉北貝塚北斜面貝層 縄文土器分布平面図・立面図の精度の検討
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2023年7月記事
2023年7月にブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載された全画像
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