2014年5月7日水曜日

カラス集団の不可解な行動

いつもより早く4時頃散歩にでました。もう十分に明るいのですが、結局散歩道では人に会いませんでした。

花見川サイクリングロードの地面にカラス大集団が降りていてたむろしています。30羽はいるでしょうか。
近づいても逃げません。
10mくらに距離が縮まってカラス集団は散り出しましたが、2mくらい近くになってようやく逃げるカラスもいます。
ふと近くをみると白い猫がいます。猫はカラスを恐れていないようです。カラスも猫を襲うようなそぶりではありません。

通り過ぎると、カラス集団が私を追い越して前方の路上に降りてたむろしました。
さっきと同じように私が近づいても逃げません。52mになってようやく逃げだします。

カラスには興味がないので、そのまま散歩を続けると、また同じことが起こったのです。
カラス集団が私を追い越して、前方の路上にたむろし、私がすぐ近にくるまで逃げない。

花見川サイクリングロードの地面に集まるカラス(2014.05.08撮影追記、5月7日よりカラスの数は少ないですが、カラスの同じような行動が見られました。)

カラス集団の不可解な行動について次の仮説1が浮かびました。

仮説1
カラス集団は遊びをしている。私が近くに来ても逃げないという恐れを克服する力量をお互いに見せ合っている。

以前、その近くにカラス大集団ねぐらがある八千代台の十字屋ビル(現在はマンションに建て替わっている)の屋上の高い避雷針のてっぺんに、夕方集まった沢山のカラスが飛び乗る遊びを何度もみたことがあります。避雷針の先はとがっていますから、そこに止まるのは大変です。しかし、入れ替わり立ち替わりカラスがそこに飛び乗り、そのスキルをお互いに自慢するように遊んでいました。

カラスは遊ぶのですから、人にどれだけ近寄られても恐怖に打ち勝って逃げないという我慢遊びをカラスがしていると考えたのです。

しかし、再び、同じことが起こりました。カラスの数は減って10羽くらいになったのですが、私の前方にたむろするということが4回おこりました。

その時、たまたま昨日の散歩でやはりカラス集団がいて、うっとうしいので、手をパンとたたいて追い払ったことを思い出しました。
その思い出しから次の仮説を連想しました。

仮説2
カラス集団は私を包囲、威嚇、追尾している。昨日カラスを追い払った私を憶えていて、オオタカをカラス集団が取り囲み威嚇し、追尾して追い払うように、私を追い払う行動に出た。

以前、カラスに嫌がらせをしたら、私を憶えていて集団で取り囲まれたことがあります。
カラス大集団に襲われる可能性があると思うと、怖くなります。そうした状況は避けたいものです

仮説1より仮説2の方が信憑性があるような気がしました。

散歩も終わりになったころ、白い猫を思い出しました。猫とカラスは親和的でした。
突然仮説3が浮かびました。

仮説3
猫とカラス集団に餌付けしている人がいて、カラス集団は私に餌を催促していた。

私の前にたむろしたカラスは路上にたむろしたのです。私を威嚇するなら樹上からに決まっています。本当に威嚇攻撃する時は背後から降下飛行してきて、私の頭を足でけるような行動になります。(以前繁殖期の巣の近くでそうした攻撃を実際に受けたことがある。)
カラスは威嚇攻撃体制であったのではなく、わざわざ私の足元に来て、餌の催促(懇願)をしていたのです。

残念ですが、私がいつも散歩する時間(5時~6時頃)より前の時間帯に猫やカラスに餌をやっている人がいるようです。

近くの花島公園では沢山の人が猫に缶詰の餌を与えていて、見苦しく感じます。
そうした公園とは一線を画していると感じた花見川堀割でも同じことがあるようだとわかり、少しショックを受けました。

全く同じ空間でオオタカやフクロウが狩りをしていて、私はこの空間の野生的な片鱗を楽しんでいるのですが、ペットやカラスが増えるのは好ましくありません。

今朝の花見川の日の出



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