1 地形段彩
花見川流域付近の台地面の微地形を詳細に知るためにつくった次の地形段彩区分(標高13m~30mは1m毎に1色)を使ってみました。
地形段彩区分の例
2 関東西部
関東西部付近の範囲について3D表示を行ってみました。
3D表示した範囲
地形段彩図にはメッシュ代替として経緯度線をオーバーレイして、3D表示した際に立体性が強調されるようにしました。
関東西部 高さ強調度30倍表示
関東西部 高さ強調度100倍表示
関東西部の台地面の地形に興味を投影すると、極端な山の姿を無視すれば、高さ強調度100倍表示の3D表示が使いやすいような印象を受けます。
3 下総
下総付近の範囲について3D表示を行ってみました。
3D表示した範囲
下総 高さ強調度30倍表示
下総 高さ強調度100倍表示
下総付近台地面の地形に興味を投影すると、高さ強調度100倍表示の3D表示が、自分が思い描いているイメージと合い、使いやすいような印象を受けます。
4 花見川流域
花見川流域付近の範囲について3D表示を行ってみました。
3D表示した範囲
花見川流域 高さ強調度100倍表示
台地面の微地形に興味を投影すると、高さ強調度30倍表示の3D表示が地形の立体性をわかりやすく表示しているように感じ、使いやすい印象を受けます。高さ強調度100倍ではデフォルメされすぎていて、使う気が起こりません。
5 4画面同時表示
Firefoxの画面を複数立ち上げてそれぞれ別の3D表示を行い、それぞれでくるくる廻したり、拡大縮小することもできます。
現在使っているモニター4枚でそれぞれ別の3D表示を行い、それぞれをいじくりまわしてみました。
4画面における地形段彩図3D表示
6 感想
地理院地図3Dの活用可能性に大きなものがあると改めて実感しました。
地理院地図3DのWEBページを見ると、地理院地図3Dの主目的が3Dプリンター対応プロジェクトのような印象を受けます。
しかし、私はブラウザ(Firefox限定)を使った地図の立体表示(とその操作性の良さ)により大きな意義があるように感じます。
空想映画で見た立体GISの一部が地理院地図3Dで実現したような印象を受けています。(2013.11.13記事「映画アバターに出てくるGIS立体投影装置」参照)
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