今朝(2017.07.01)の日経35面に「船橋市の取掛西貝塚 史跡指定へ学術調査」という記事がありました。
日経記事(2017.07.01)
縄文時代学習が進んでいますので、新聞の考古歴史関係記事が自然に目に飛び込んでくるようになりましたが、この記事は特に興味を持ちました。「動物儀礼跡」という文字があったからです。
記事の写真は獣骨(イノシシ、シカ頭骨)です。
類似配置獣骨は現在学習中の大膳野南貝塚にもでてきます。
シカ頭骨列(5頭骨)
大膳野南貝塚発掘調査報告書から引用
縄文時代後期(発掘調査報告書による)
取掛西貝塚の獣骨は縄文時代早期(1万年前)でありヤマトシジミの貝塚から出土と船橋市ホームページにかいてありました。
縄文海進の海がまだ低かった頃という意味なのでしょうか?
取掛西貝塚のイノシシ頭骨も大膳野南貝塚のシカ頭骨も地面に置かれたものではなく、木で作られた祭壇(ヌササンのようなもの)の上に掲げられていたものであったと想像します。
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