2019年3月4日月曜日

加曽利EⅢ式渦巻文深鉢その2の観察

縄文土器学習 57 加曽利貝塚博物館企画展展示土器の観察 32

加曽利貝塚博物館企画展「あれもE これもE -加曽利E式土器(千葉市内編)-」(終了)の展示土器38点の個別観察をメモしています。この記事では加曽利EⅢ式渦巻文深鉢その2No.29の観察をメモします。

加曽利EⅢ式渦巻文深鉢その2 No.29
うならすず遺跡出土

・土器上部は口縁部と胴部が一体となって大きな渦巻文が隆帯と沈線でデザインされています。
・土器下部も上部と同様の模様であると推察しますが、残存していません。
・この土器の縄文がバラバラでかつ沈線を「切っている」ので渦巻文造形後に縄文が施文されたことがよくわかる例として展示されています。

この土器の説明

この土器の縄文施文がバラバラでかつ沈線を「切っている」様子

参考 縄文施文が一様でかつ沈線によって「切られている」様子 No.9土器

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企画展会場

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