縄文土器学習 92
縄文早期の井草式土器を観察しています。
この記事では八千代市立郷土博物館に展示されている権現後遺跡出土井草式土器を観察します。
1 展示土器の観察
井草式土器 権現後遺跡出土 八千代市立郷土博物館展示
展示の様子
手前が井草式土器
土器の底は丸く復元されています。
井草式土器 権現後遺跡 3Dモデル
この3Dモデルは「八千代市立郷土博物館縄文時代陳列棚」3Dモデルから井草式土器だけを切り抜いて作成した簡易版です。2019.04.05記事「八千代市立郷土博物館の観覧」
2 模様の詳細観察
模様の観察
口唇部の撚糸文が斜行、口唇部直下胴部の撚糸文が横走、その下の撚糸文が縦走となっています。このような模様配置が井草式土器の一般的特徴のようです。
井草式土器挿図
「千葉県の歴史 資料編 考古4(遺跡・遺構・遺物)」(千葉県発行)から引用
3 参考 権現後遺跡の場所と情報
ちば情報マップ 埋蔵文化財包蔵地 から引用
4 感想
展示されている後代縄文土器と較べると容量が大きいことに気が付きます。
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