Observation of Polychaeta burrow decoration
I observed the Polychaeta burrow decoration exhibited at the Kasori Shellmound Museum special exhibition with a 3D model. I think that Polychaeta were not only delicious as food, but also effective as fishing bait. Therefore, I imagined that the Jomon people loved Polychaeta by making burrow decorations.
加曽利貝塚博物館特別展「-市原市史跡指定-祇園原貝塚 千年続いた縄文のムラ」で展示されていたゴカイ棲管製垂飾を3Dモデルで観察しました。ゴカイが食料であり美味しかった(珍味?)のでその棲管がペンダントにつかわれたのだと想像しました。
1 ゴカイ棲管製垂飾(市原市根田祇園原貝塚) 観察記録3Dモデル Polychaeta burrow decoration
ゴカイ棲管製垂飾(市原市根田祇園原貝塚) 観察記録3Dモデル Polychaeta burrow decoration縄文時代後晩期
撮影場所:加曽利貝塚博物館特別展「-市原市史跡指定-祇園原貝塚 千年続いた縄文のムラ」
撮影月日:2021.12.02
展示の様子
ガラスショーケース越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v6.010 processing 92 images
Polychaeta burrow decoration (Neda Gionbara shell mound, Ichihara city) Observation record 3D model
Late Jomon period
Location: Kasori Shellmound Museum Special Exhibition "-Designated as a historic site in Ichihara City-Gionbara Shell Mound, Jomon village that lasted for a thousand years"
Shooting date: 2021.12.02
Shooting through a glass showcase
Generated with 3D model photogrammetry software 3DF Zephyr v6.010 processing 92 images
3Dモデルの動画
2 メモ
展示製品は棲管の一部を切り取っているだけのようです。表面に見える模様や凹凸は人工ではなく自然のようにみえます。
現代人からみると美しさとか、珍しさなどを感じることが少ないゴカイ棲管を垂飾(ペンダント)にした理由を次のように想像します。
ア ゴカイを食料として、おそらく珍味のような食べ物として珍重していた。
イ 現代と同じようにゴカイを釣りの餌として使っていて、魚がよく釣れる餌として重宝していた。
ウ アとイから、ゴカイは生活にとって重要な生き物であると考え、その棲管で垂飾(ペンダント)をつくり、ゴカイ愛を深めた。
webを検索して、ベトナムや中国でゴカイを使った料理があることを知りました。
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