2011年2月18日金曜日

花見川中流紀行 3散歩の目印その1

散歩の目印となる構造物等を上流から下流に向かって、紹介します。
            花島橋
 花島観音と花島公園の近くに花島橋があります。サイクリング道路は左岸側にあるので、それを利用する散歩者やサイクリストはこの橋を渡って花島観音は花島公園に行きます。歩道橋が併設されています。自動車橋は老朽化していて、橋上では自動車のすれ違いはできません。
            花見川大橋
 花見川団地方面からさつきが丘団地方面につづく直線道路が花見川を渡る橋梁です。この道路は戦前の軍用軌道(演習線路習志野線)の跡につくられた道路です。

            天戸水管橋
 千葉県水道局の水管橋で花見川大橋に沿ってその下流部に設置されています。
            天戸制水門
 水機構が管理する施設で、農業用水を取水するために必要な施設のようです。下流にもう1機長作制水門があります。両方とも魚道はありません。
            天戸大橋(御成街道)
 御成街道は、徳川家康が1613年(慶長18年)に命じて造られた船橋と東金を結ぶほぼ一直線の往還です。この街道が花見川を渡る現在の橋が天戸大橋です。
            犢橋川合流
 私は花見川はかつて犢橋川が本流であったと考えています。あるとき、河川の争奪現象により現在の花見川が花島公園の谷津、柏井町の谷津や浄水場の谷津を獲得し、本流に見事昇進したものと考えています。現在の犢橋川の合流部からは、犢橋川がかつての本流であった姿を想像することはできません。
            畑川合流
 畑川の合流部は見つけるのが難しいほどうらぶれた状況です。もう施設の管理が行われていないようです。
            亥鼻橋、歩道橋
歩道橋が併設されているので歩行者は安全に川を渡ることができます。
(つづく)

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