7真砂5丁目、4丁目地先の左岸護岸裏の地盤沈下
左岸護岸裏の地盤が30-40cm程一様に沈下していて、護岸が相対的に隆起したような形状を呈しています。サイクリング道路の中央部の舗装の継ぎ目や道路脇から噴砂が出ています。
護岸自体に損傷はないようです。ここの護岸は鋼矢板の基礎の上に乗っていることが対岸からわかります。
護岸裏地盤沈下の場所
地盤の沈下と噴砂
8打瀬2丁目、3丁目地先の堤防パラペットの大規模倒壊、損傷
500mくらいにわたって、堤防パラペットが大規模に倒壊し損傷しています。倒壊している部分を見ると、多量の噴砂が見られていることから、地盤の液状化現象と強い揺れにより、石の上においてあったコンクリートパラペットが自分を支えられなくなり、転倒したように見えます。倒壊していない部分も噴砂により転倒寸前のところがあります。パラペットの川側の小段と鋼矢板による護岸には損傷はないようです。
堤防パラペット大規模倒壊、損傷の場所
堤防パラペット大規模倒壊の全景
被災前(平成21年9月)
被災後(平成23年3月23日)
転倒寸前のパラペット
管理用道路の下に空洞があり危険に状況
次の2枚の写真を比較することによって、パラペットが転倒していない場所においてもダメージが大きいことがよくわかる。
被災前(平成21年9月)
被災後(平成23年3月23日)
(この項おわり)
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