Technical memo: Standardization of 3D bar graph representation for shell layers on the north slope of the Ariyoshi Kita shell mound
I often use 3D bar graphs to represent the data of the shell layers on the north slope of the Ariyoshi Kita shell mound. In this case, in order to make it easier to compare the distribution of indicator data with different characteristics, I decided to standardize the representation by making the length of the 3D bar of the data average constant.
有吉北貝塚北斜面貝層のデータを3D棒グラフで表現することを多用しています。この場合、性格の異なる指標データの分布比較をわかりやすくするために、データ平均値の3D棒の長さを一定にして、表現を標準化することにしました。
1 3D棒グラフ表現の標準化検討
現在、有吉北貝塚北斜面貝層のグリッド別各種データを3D棒グラフで表現しています。その際、単位の異なるデータの分布比較をするためには3D棒の長さをある程度同じにする必要があります。つまり、表現を標準化する必要があります。そのため、グリッド別データの平均値の3D棒の長さを一定にすることによって、この標準化を実現することにします。
2 グリッド別データ平均値の見やすい3D棒の長さの検討
2-1 テスト表示 グリッド平均値を1mの3D棒で表現
テスト表示 グリッド平均値を1mの3D棒で表現有吉北貝塚北斜面貝層 グリッド別朱塗土器出土件数
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3Dモデル画像2-2 テスト表示 グリッド平均値を2mの3D棒で表現
テスト表示 グリッド平均値を2mの3D棒で表現有吉北貝塚北斜面貝層 グリッド別朱塗土器出土件数
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3Dモデル画像
2-3 テスト表示 グリッド平均値を4mの3D棒で表現
テスト表示 グリッド平均値を4mの3D棒で表現有吉北貝塚北斜面貝層 グリッド別朱塗土器出土件数
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3Dモデル画像
2-4 検討1
この例の場合、グリッド平均値を2mの3D棒で表現すると分布の様相が把握しやすく見やすいことがわかりました。
グリッド平均値を1mの3D棒で表現すると全体が平べったい形状になり、分布の凸凹を把握することが苦痛です。一方4mにすると分布の凸凹が極端になり、これも分布全体像を知りにくくなります。
次に、別指標でグリッド平均値を2mの3D棒で表現するとどうなるか、比較してみました。
2-5 別指標 テスト表示 グリッド平均値を2mの3D棒で表現
別指標 テスト表示 グリッド平均値を2mの3D棒で表現有吉北貝塚北斜面貝層 グリッド別朱塗土器件数率
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2-6 検討2
別指標でもグリッド平均値を2mの3D棒で表現すると見やすいです。性格の異なる指標の分布を比較する場合、グリッド平均値を2mの3D棒で表現して標準化すると、データ分析に有利であることを確認できました。今後の作業はこの標準化を踏まえて進めることにします。
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