3D model of observation record of vessel with human face ornament (replica) (Mishimadai site, Ichihara City)
I created a 3D model of the observation record of vessel with human face ornament (replica) (Mishimadai site, Ichihara City) exhibited at the Kasori Shell Mound Museum's special exhibition "Faces of Clay Figurines from the Jomon Period."
While observing the 3D model, I enjoyed imagining that this person was a master hunter who could supply feather products such as swans, and was also a central figure in bird rituals.
加曽利貝塚博物館企画展「縄文時代の土偶の顔」に展示されている人面付土器(レプリカ)(市原市三嶋台遺跡)の観察記録3Dモデルを作成しました。
3Dモデルを観察しながら、この人物が狩猟名人で白鳥などの羽製品を供給できる人物であり、同時に鳥儀礼の中心人物でもあるとする想像を楽しみました。
1 人面付土器(レプリカ)(市原市三嶋台遺跡)観察記録3Dモデル
人面付土器(レプリカ)(市原市三嶋台遺跡)観察記録3Dモデル弥生時代中期
撮影場所:加曽利貝塚博物館企画展「縄文時代の土偶の顔」
撮影月日:2024.07.18
展示の様子
ガラス面越し撮影
3DF Zephyr v7.531 processing 132 images
3Dモデルの画像
3Dモデルの動画
2 感想
設楽博己著「顔の考古学 異形の精神史」(2021、吉川弘文館)ではこの人面付土器(顔壺)を、弥生時代の稲作に関連する鳥信仰に因り、鳥が飛ぶ空を見ている顔の例として紹介してます。
そのような指摘に基づいて、次の想像を楽しみました。
【想像】
・この人面付土器は弥生時代鳥信仰を表現する土器であり、「鳥が飛ぶ空を意識している」人面を表現している。
・この人物は鳥信仰で実施される各種鳥儀礼で枢要な役割を果たしていた。
・この人物は白鳥、ツル、トキなどの狩猟名人であり、鳥儀礼に欠かせない羽製品を供給することができる達人であった。
・この人物は頭に鳥狩猟の際に使う実用帽子を着装している。
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