長作川流域紀行2 長作川の風景
長作川合流部の花見川のたたずまい
この記事の写真は全て平成21年12月22日に撮影したものです。
合流部付近の長作川
長作川は鋼製の梁と鋼矢板でつくられた頑丈な柵渠となっています。
写真撮影は出来ませんでしたが、カワセミが梁の下水面すれすれを飛翔していました。花見川から長作川に水生動物が遡上し、それを餌にするためカワセミが花見川から遠征する生態システムの存在を実感しました。
東金街道を遠望する地点の長作川
谷津の低地は水田として耕作されています。
長作川から見る城山遺跡
千葉市最北端の貝塚である城山遺跡は沖積地に舌状に突き出す丘でした。現在は密集戸建て住宅地になっています。遠目に見ると、住宅地のシルエットが舌状の貝塚地形を辛くも伝えています。
長作川の谷津
長作川の長作町筋(東筋)の谷津の風景です。斜面林が残っているので落ち着いて、囲まれた空間の雰囲気になっています。近くにこのような空間があれば毎日散歩したくなります。
長作川の谷津の最奥部
「THE 谷津」という感じの風景です。現代の風景であるのか、50年前の高度成長前の風景であるのか区別がつかないので、懐かしくもあり、自分の年齢も今が21世紀であることも忘れた空間です。
この風景に不似合いの電車の音にいぶかしく思い、台地に上がると、京成線の実籾駅のそばでした。
実籾と八千代台の間の線路がカーブする所の南側の林が、長作川谷津源流の林です。電車から谷津の谷底は見えません。
長作川の天戸台筋(西筋)の谷津
ここの谷津奥も、昔時間が止まってしまってしまったような、懐かしい雰囲気の風景です。人気が無くたまたますれ違った親子が、白黒映画にでてくる昔の人のように感じられてしまいました。
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