私のささやかなGIS技術習得 4
シリーズ記事表題を「私のささやかなGIS技術開発」から表記のように改めました。
csv結合という便利な機能を知り、それを利用した点データプロットや面データ色分け表示を知りましたが、地図太郎PLUSに更に簡易的なグラフ分布図作成機能があることを知りました。
簡易的なグラフ分布図作成機能もcsv結合を前提とするものです。
次の図左は墨書土器文字「生」出土地点と出土点数を併記したGIS表現です。1日前に到達した、私の表現力成果です。
墨書土器「生」の分布
白幡前遺跡1Bゾーン
csv結合によるグラフ作成機能を利用すると図右のような表現が可能となります。情報をより直感的に表現することが可能となりました。今後大いにこの表現を使いたいと思います。
次の図左は2015.08.29記事「csvデータ結合によるゾーン別分布図の作画」で初めて知った面データ色分け表現です。
「坏類+皿類」の墨書土器率
萱田遺跡群
ところが1日後の本日、さらに、図右のように、墨書土器率を円グラフにしてその分布図作成が、地図太郎PLUSでできることを知りました。
円グラフの大きさは「坏類+皿類」の総数に比例して表現できます。
ゾーンの色分けデータだけでも墨書土器率が直感的にわかるようになったと考えていたのですが、円グラフの方がもっと直感的にわかり、思考を刺激するような表現であることは議論の余地がありません。
地図太郎PLUSにはexcelのようにグラフそのものを作成する本格機能はないようですが、簡易とはいえ円グラフ、棒グラフ等で地理情報をグラフ分布図にする機能は、空間の状況を知りたいという人にとっては大変価値があるものだと感心します。
今後の趣味検討で、情報の空間的大局観を知ろうとしたり、あるいは説明しようとするときに大変有効であり、大いに活用したいと考えます。
このようなグラフ分布図作成機能がGIS一般に装備されている機能であるのか、地図太郎PLUS独自の機能であるのか、現段階では判っていません。
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