2025年4月4日金曜日

2025年3月ブログ活動のふりかえり

 I looked back on the activities of the blog "Walking the Hanami River Basin" in March 2025.


Following on from January and February, I pushed myself to focus on the investigation of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound, despite my old age. In terms of technology, I am now able to analyze the correspondence between the 3D shell layer model and the 3D artifact distribution model in the 3D investigation space, and my knowledge is increasing.


ブログ「花見川流域を歩く」の2025年3月活動をふりかえりました。

1月、2月に引き続き、老骨に鞭打って、有吉北貝塚北斜面貝層検討に集中しました。技術面で、3D検討空間において貝層3Dモデルと遺物分布3Dモデルの対応関係分析が出来るようになり、知見が増えています。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・2025年3月の記事数は25です。

・北斜面貝層における貝層3Dモデルと遺物分布3Dモデルの対応関係分析記事を書きました。

・千葉市埋蔵文化財調査センター特別展「貝と人」で観覧したアリソガイ、アワビ、イルカ下顎製腰飾などの観察記録3Dモデル記事を書きました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」

・早朝散歩記事2編を書きました。

3 2025年3月活動の特徴

テストグリッドでの試行を踏まえ、10断面と11断面に挟まれた空間を検討空間に設定しました。

貝層断面図(精細な発掘現場で手書きで書かれた断面図)における貝層分層と大格闘しました。斜面貝層(オリジナル貝層)については、結局、貝層断面図から貝層発達大局観を得ることが出来ませんでした。挫折といっていいと思います。

仕方がないので、Bプランとして用意していた現場写真から斜面貝層発達大局観を得ることにして検討し、成功しました。斜面貝層を褐色貝層3層と白色貝層3層が交互に重なる分層として設定しました。この分層設定はその後の分析に役立つ信頼性のあるものとなりました。

斜面貝層発達大局観を得た後の分析活動はすべて順調に経過し、3D空間における貝層と遺物の関係を明らかにすることができました。

作業に熱中するために、生活も変えました。テレビニュース、ネットニュース、新聞から自分を遮断しました。それに接するとそちらに興味や思考エネルギーを取られてしまうためです。またブログ記事も3月23日をもって更新を止めました。ブログ記事作成時間がバカにならないので、記事更新をやめ、時間を北斜面貝層検討に全て投入しました。ブロガーを自認する自分としては最後の非常手段といってもいいかと思います。

4 2025年4月活動の展望

北斜面貝層検討をさらに深める活動を行うとともに、2年前から継続している北斜面貝層遺物データベース作成作業の残作業(遺物平面図からXY座標を読みとる作業)に取組むことにします。

ブログ記事更新も旧に復したいと思います。


参考

ブログ「花見川流域を歩く」2025年3月記事 〇は閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2025年3月記事


2025年3月 Sketchfabに投稿した3Dモデル


2025年3月 YouTubeに投稿した動画


2025年3月 ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した画像


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