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2023年10月2日月曜日

2023年9月ブログ記事のふりかえり

 September 2023 blog article retrospective


I looked back on the September 2023 activities of my blog 'Walking along the Hanami River Basin'.

I mainly enjoyed the following two things during my blogging activities in September.

1 Arrangement of excavation record of shell layer on north slope of Ariyoshi Kita Shell Mound and study of database creation plan

2 3D model creation and painting of Kasori Shell Mound Museum summer exhibition pottery


ブログ「花見川流域を歩く」の2023年9月活動をふりかえりました。

9月のブログ活動では主に次の2点を楽しみました。

1 有吉北貝塚北斜面貝層発掘原票の整理とデータベース作成計画検討

2 加曽利貝塚博物館夏季展示土器の3Dモデル作成と塗色

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・2023年9月の記事数は21です。

・有吉北貝塚北斜面貝層の発掘原票全部を8月に複写して画像ファイルとして取得しました。9月にこの画像ファイルをメッシュ別に整理してパソコンフォルダーに格納しました。ChatGPT支援Pythonによりその作業は想定をはるかに超えて短時間で実現しました。

・発掘原票から全遺物63000の3Dデータベース作成計画を立案イメージしました。

・加曽利貝塚博物館夏季展示土器をショーケース越しに撮影して、2つの土器について3Dモデルを作成しました。さらにそれぞれ塗色して楽しみました。

・世界の考古学切手の記事2編を書きました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」

・早朝散歩記事6編を書きました。

3 2023年9月活動の特徴

・発掘原票全部から63000遺物の3Dデータベースを作成する決断をしました。3Dデータベースを作成することにより、あらゆる切り口で遺物の3D分布を可視化することが可能となります。

・発掘原票複写をしていたころは、その画像を見て利用するだけであり、データベース作成までは考えていませんでした。しかし、学習欲が高まり、データベース作成企画にたどり着きました。いったんデータベース作成をイメージすると、発掘原票の価値を引き出すにはデータベース作成が不可欠であることに気が付きました。

・3Dデータベース作成とその分析に要する時間を3ヵ年と見積りました。趣味生活において「3ヵ年は食うに困らない」のですから、うれしいことです。

4 2023年10月学習活動の展望

・遺物3Dデータベース作成作業を軌道に乗せることに尽力することにします。また、作業効率を高める技術の工夫を進めることにします。

・発掘調査報告書由来土器破片分布3Dモデルと事例的に作成する発掘原票由来土器破片分布3Dモデルを比較して、発掘調査報告書掲載グラフの精度について把握することにします。

・今後3Dデータベース作成が進むと順次、メッシュ分析(平面分析)が可能となりますので、BlenderとPythonを活用したメッシュ分析・表現技術を獲得していくことにします。

・フォトグラメトリーで作成した3Dモデルの中でテクスチャ画像が複数に設定されるものがあります。このような3Dモデルに色塗りする技術を検討します。(ベイクを利用して複数テクスチャ画像を1枚にまとめて、そのテクスチャ画像を人が理解できる画像に変換することが可能かどうか確かめます。)

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2023年9月記事 〇は特に閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2023年9月記事


2023年9月にSketchfabに投稿した全3Dモデル21点


2023年9月にYouTubeに投稿した全動画16点


2023年9月にブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した全画像117点



2023年9月1日金曜日

2023年8月ブログ記事のふりかえり

 Review of blog articles for August 2023


I looked back on the August 2023 activities of my blog 'Walking along the Hanami River Basin'.

Almost all of my blog activities in August focused on a detailed study of the 3D pottery distribution model of the shell layer on the north slope of Ariyoshi Kita Shell Mound. At the same time, I visited the Morimiya Branch of the Chiba Prefectural Board of Education for four days and made copies of all the excavation records for the northern slope shell layer. Copied materials will become valuable materials for future studies.


ブログ「花見川流域を歩く」の2023年8月活動をふりかえりました。

8月のブログ活動はほぼ全て有吉北貝塚北斜面貝層の土器3D分布モデルの詳細検討に終始しました。同時に千葉県教育委員会森宮分室を4日間訪問して、北斜面貝層発掘原票全部の複写を行いました。複写資料は今後学習の貴重な素材となります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・2023年8月の記事数は18です。

・発掘調査報告書掲載図面から有吉北貝塚北斜面貝層の「崩落層と斜面貝層の推定境界面」3Dモデルを作成しました。

・この「崩落層と斜面貝層の推定境界面」3Dモデルと出土土器分布3Dモデルとの対応関係を3D空間で分析しました。分析は土器型式別に行いました。

・結果として土器投棄が急増する加曽利EⅡ式中段階、同中~新段階、同新段階の時期と土器投棄が少ない前期~加曽利EⅡ式古段階では土器投棄パターンが異なる様相を見せていることが判りました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」

・早朝散歩記事7編を書きました。

3 2023年8月活動の特徴

・「崩落層と斜面貝層の推定境界面」3Dモデルと出土土器分布3Dモデルとの対応関係分析は、北斜面貝層の「見える化」に一歩近づいたという感想を持ちました。

・千葉県教育委員会森宮分室を合計4日間訪問してそれぞれ丸々1日かけて有吉北貝塚北斜面貝層の発掘調査原票(各種A2判現場作成図面、遺物台帳)を複写しました。

・複写効率をあげるために、A2判用書画カメラとA3判用フラッドスキャナーを投入しました。

・今回複写したA2判図面450枚、遺物台帳4600ページ(遺物数約60000)は今後2年間程の私の縄文分析学習の貴重な素材になるものです。

・3Dモデルを使った縄文学習の基礎機材の一つであるカメラを、ささやかではありますが、一段階レベルアップした製品を入手しました。新カメラを使って、加曽利貝塚博物館展示物の3Dモデル作成のための撮影を行いました。

4 2023年9月学習活動の展望

・発掘調査報告書由来情報に基づく北斜面貝層の貝層と土器3D分析を続けまとることにします。

・複写した発掘調査原票を整理して、その内容を吟味し、どのような分析学習が可能かまず検討することにします。

・加曽利貝塚博物館企画展の展示物3Dモデルを作成します。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2023年8月記事 〇は特に閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2023年8月記事


2023年8月にSketchfabに投稿した全3Dモデル14点

2023年8月にYouTubeに投稿した全動画13点

2023年8月にブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した全画像99点