Identification of the excavation site of 294 pottery fragments
The excavation site of 294 pottery fragments (the largest pottery fragments in the northern slope shell layer) has been identified. This confirms that the pottery fragments in the concentrated zone are distributed across two layers, upper and lower.
294土器(北斜面貝層最大級土器)の出土場所を特定しました。それにより、土器集中ゾーンの土器は上下2層で分布していることを確認しました。
この記事は2026.03.26記事「359土器の出土場所の特定」の続きです。
1 294土器(a土器)の出土状況
a土器は写真と平面図の対比指標としてつかった土器です。
a土器を対比指標として使った写真
a土器を対比指標として使った平面図
この土器は発掘調査報告書では294土器で、北斜面貝層最大級土器です。西野雅人さんによって「加曽利EⅡ式中~新」として分類されています。
294土器
294土器出土状況写真
土器片がほとんど下凸になっていて、貝殻泥流で流されてきた土器片が停止する時に重力により下凸に回転して沈下堆積した様子が読み取れます。
294土器資料
2 294土器の出土場所
294土器の出土場所
294土器の出土場所を5断面でほぼ特定しました。その高さは359土器より20~40㎝高い場所になります。
つまりこの付近の土器集中は上下2層から構成されていることが判明しました。
土器片が最下層で、その上に貝殻を含む泥層からなる断面セットが1波の貝殻泥流の跡であると想定します。
従って、266グリッド付近では発生時期が異なる2波の貝殻泥流の跡が残ったと想定します。
下の貝殻泥流の土器(359土器)の型式が加曽利EⅡ式新、上の貝殻泥流の土器(294土器)の型式が加曽利EⅡ式中~新ですから、その時間差は極めて小さいと考えます。(2波の貝殻泥流は「加曽利EⅡ式新」土器と「加曽利EⅡ式中~新」土器が同時に使われていた時期にともに発生したと考えます。)






0 件のコメント:
コメントを投稿