2012年11月12日月曜日

速報 軽便鉄道の橋台実在(写真掲載)

午前中電話で行政にヒアリングしました。防空糧秣倉庫については県土木事務所も県下水道事務所も情報はないとのことでした。

午後から雨が止んだので現場に下見に出かけました。 驚いたことに1日か2日前に草刈して橋台までの通路ができていました。

既に用意してあった?通路

橋台はすぐにみつかりました。

橋台のコンクリート

橋台のコンクリート(最上部)

次の地図に既に表現されているものでした。

橋台のコンクリートが表現されている地図

以前の記事で私が地図に記した場所は間違っていました。

防空糧秣倉庫が存在しているかもしれないと考えている場所は藪が深く進めませんでした。

「入口」と考えた付近に鉄筋が見えますが、何か現代の鉄筋かもしれません。

防空糧秣倉庫の存在を疑っている場所に突き出ている鉄筋

防空糧秣倉庫の入口をふさいだ工事の跡が荒れた状態になっているのかもしれません。

防空糧秣倉庫が地下にある可能性を否定する要因を見つけ出すことはできませんでした。
逆に存在の可能性を肌で実感できたように思います。

藪を切り開けば存否が判断できる可能性大です。

予備調査を実施する価値があることが判明しました。

2 件のコメント:

  1. 海老川乱歩です。

    調査(速報)ありがとうございました。

    構造物は、あっけなく見つかりましたね。
    橋台の位置は、線路跡の位置から「ずれ」ていたのでしょうか。
    今後の詳細な調査が楽しみです。

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  2. 海老川乱歩 さん
    コメントありがとうございます。

    橋台の位置は前の記事でグーグルアース空中写真に「軽便鉄道橋脚があるとすれば、この付近」と書いた楕円の中央、正面写真楕円の最上部の樹木付近です。平面的な位置は予想通りでしたが、探していた場所より高い位置にありました。また予想よりはるかに立派な「戦争遺跡」です。

    なお、水資源機構さんから提供していただいた地図と現場の正確な対比ができていませんでした。この地図と海老川乱歩さんに紹介していただいた空中写真を対比すると現場の詳しい状況がより詳細に理解できるようになりました。

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