Comparing the shell strata of the 11th section and the stripped section
The shell strata of the 11th section, for which a proposed shell strata division was created, were compared to the shell strata of the stripped section (exhibited at the Chiba Prefectural Museum and Institute), located 1 meter away. This was done using a cut-and-paste drawing of the 11th section, longitudinal section, and stripped section.
貝層区分案を作成した11断面の貝層区分を、1m離れた剥ぎ取り断面(千葉県立中央博物館展示)の貝層分層に対比しました。切り貼りして作成した図面「11断面-縦断面-剥ぎ取り断面」で作業しました。
この記事は次の記事の続きです。
2026.01.10記事「11断面と剥ぎ取り断面の貝層分層対比作業(前段作業)」
1 11断面と剥ぎ取り断面の貝層分層対比結果
11断面と剥ぎ取り断面の貝層分層対比結果剥ぎ取り断面の貝層区分(拡大図)
2 メモ
2-1 見込み違い
切り貼りして作成した図面「11断面-縦断面-剥ぎ取り断面」を利用することによって11断面と剥ぎ取り断面の貝層分層対比作業が疑念を産むことなくできると見込んだのですが、その見込みは甘いことに直面しました。その様子は次の記事に書きました。
2026.01.11記事「貝層縦断面図の限界」
作業する中で、次の特性に気が付きました。
●貝層横断図
・層が急勾配で層構造が明瞭である。
・従って、現場での分層区分は精度が高い。
●貝層縦断図
・層が水平に近く層構造が不明瞭である。
・従って、現場での分層区分は精度が低い。
結論として、貝層横断図の媒介として貝層縦断図を万能的期待感を持って使うことはできないということを知りました。
今回の作業では、縦断面は参考として使うこととし、対比作業の基本は11断面と剥ぎ取り断面の分層構造類似性(分布類似性と層相類似性)によりました。
2-2 対比結果
・R3とXが接触する付近でのS3、X、R3、S2、R2、Kの対比を基本として対比作業を行いました。
・剥ぎ取り断面ではS1、R2が斜面の一部にしか分布していないという結果になりました。斜面上部ではどの分層も同じような層相になり、分層自体が困難になっていたと想像します。
・剥ぎ取り断面のKは時期により2つに分層できます。
・11断面のHではローム層ブロックが多く、剥ぎ取り断面Hではそのような記載になっていない(展示でも大きなローム層ブロックがみられない)ので、二つの断面の距離は1mですが、崩落の様子がかなり異なっていたと考えます。
・11断面kの位置と剥ぎ取り断面Kの位置・規模が異なります。また、剥ぎ取り断面Qが11断面Kの位置に層相する位置にまで分布しています。これらの様子からKが分布した要因について、これまでの自分の想定(HでせきとめられてKが堆積した)の再考が必要となる結果となりました。
・R1、S2、R2、S2、R3という分層とS3の規模が平仄があっていない感じがします。S3の細分分層があってもよいかもしれません。
・同じく、Qの細分分層があってもよいかもしれません。
2-3 今後の作業
当面、10断面、12断面について11断面貝層区分との対比作業をおこない、貝層発達の様子を観察していくことにします。


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