2026年6月18日木曜日

第1断面谷頭部の混貝土層母材の供給源

 Source of the Mixed Shell Soil Layer at the Head of the Valley in Section 1


At the head of the valley in Section 1, there are no landslides or collapsed layers. Nevertheless, the steep cliff is completely filled with a mixed shell soil layer. I have long wondered where this parent material came from. However, by examining the cross-section in a 3D topographic model, I was able to estimate the topography of the parent material's source.


第1断面谷頭部では崖崩れがなく、崩落層がありません。にもかかわらず急崖は混貝土層で埋めつくされています。その母材がどこからきたものか以前から疑問でした。しかし地形3Dモデルのなかで断面を見ると母材供給源の地形を推定できました。

1 第1断面谷頭部貝層区分


第1断面谷頭部貝層区分

この貝層区分図は発掘調査報告書区分をセクション図にトレースしたものです。

第1断面谷頭部はガリー侵食による急崖となっています。この急崖には崖崩れがありません。従って急崖下には崩落層がありません。

急崖頂部から投棄された貝殻が急崖直下と混貝土層の途中に混土貝層として分布しています。

この貝層発達を見て、以前から混貝土層と土層の母材の起源がどこであるのか、疑問として残っていました。

下流の斜面貝層が発達する断面では崩落層の存在から急崖の頂部に崖崩れを想定できて、崖崩れが崩落層や混貝土層母材の供給源として推定できました。


参考 第30断面(剥取断面)崩落層の母層(崩落母層)の推定

2 第1断面谷頭部 母材供給源の推定


第1断面谷頭部 母材供給源の推定

地形モデルの中で第1断面をみると、第1断面と台地平面部との間に小崖と言えるような急斜面部が存在しています。この小崖から第1断面急崖を埋める混貝土層、土層の母材が供給されていたと推定します。

この小崖はその分布からガリー侵食とは無関係な地形と判断できます。


0 件のコメント:

コメントを投稿