A Review of Blog Activities in May 2026 and an Outlook for June
I reviewed my blog "Walking the Hanamigawa River Basin" activities in May 2026 and looked ahead to my activities in June.
In the analysis of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound, I focused on fabric analysis of the exfoliated cross-section, as well as improving the 3D model of the ground topography and conducting pottery information analysis by type. In the pottery information analysis by type, I encountered an unexpected phenomenon (stratigraphic inversion), which gave me the feeling that our understanding of shell layer development will rapidly advance.
I've also gotten into a rhythm with creating articles for archaeological stamps.
ブログ「花見川流域を歩く」の2026年5月活動をふりかえり、6月活動を見通しました。
有吉北貝塚北斜面貝層分析活動では、剥取断面ファブリック分析に注力するとともに、地山地形3Dモデル改良、型式別土器情報分析を行いました。型式別土器情報分析では思わぬ事象(層位的逆転現象)に遭遇し、これにより貝層発達理解が急速にすすむ予感を得ました。
考古学切手記事作成のペースが掴めてきました。
1 ブログ「花見川流域を歩く」活動と特徴
1-1 記事数
5月は35記事を書きました。内訳はファブリック分析関連記事12、地山地形記事5、型式別土器記事5、展示物3Dモデル記事2、考古学切手記事8、その他記事3です。
1-2 北斜面貝層分析活動
1-2-1 活動概要
北斜面貝層貝層発達をざっくりとでもいいから把握したいという問題意識で、過去数か月の間活動しています。5月は最初に、投棄された貝殻及び遺物がどのように移動したのか、その移動モデルを知るために剥取断面を主な対象としてファブリック分析を行いました。加曽利貝塚剥取断面との比較なども行い、貝殻移動営力が高濃度流であるという見立ての本当らしさ感覚を強めました。
次いで地山地形3Dモデルの改良を行い、貝殻投棄場所を特定しました。さらに型式別土器分布と貝層断面との関連分析に着手しました。着手した途端に型式別土器情報の層位的逆転現象に遭遇し、貝層発達において、最終時期に大きなイベント(大きな高濃度流発生)があったと予感していて、検討を継続しています。
1-2-2 感想
5月活動は自分の感覚ではとても充実していました。その充実感の源は各項目について、分析技術を新たに開発し、それによりこれまで不可能であった分析・表現が出来るようになったことです。通常では莫大な時間と労力がかかる作業を新たに手にした技術により実現し、それにより新し知見が得らた体験を大小何度となく繰り返しました。
技術獲得はChatGPTとのコミュニケーションで行いました。その分野は多岐にわたりますが、メインはPythonスクリプトです。PythonスクリプトをChatGPTに依頼する際に、事前にどこまで自分がその要望を分析的に理解してるかということが大切です。自分の技術的理解がどこまで進んでいれば、ChatGPTとのやりとりでほとんど手戻りないかという状況がわかってきたという実感があります。
1-3 展示物3Dモデル作成
これまでブログ記事の定番であった博物館展示物の3Dモデル記事が減少しました。
1-4 考古学切手記事
自分が収集した考古学切手が思いのほか充実していることに気が付き、考古学切手記事作成のぺーズが掴めてきました。
2 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」活動と特徴
5月の記事数は3です。散歩日数は24日です。
3 2026年6月の見通し
3-1 北斜面貝層分析活動
5月に引き続き次の3項目に取組み、自分レベルで確信の持てる北斜面貝層発達大局観を得たいと思います。
3-1-1 貝層断面ファブリック分析
剥取断面だけでなく、発掘調査現場写真(閲覧申請中)を対象にファブリック分析をおこない、高濃度流の挙動を理解できるようにします。
3-1-2 地山地形3Dモデル改良
不具合を調整して、精度の高い地山地形3Dモデルに改良します。
3-1-3 型式別土器情報と貝層断面図との関係分析
型式別土器情報と貝層断面図との関係を分析して、貝層断面に対比を進めます。
3-2 技術開発
Blender操作について、特にPythonによる操作、geometry nodesによる操作について技術向上を目指します。具体的には3D空間に分布している点群の効果的・効率的断面図作成方法をテーマとします。「コンピュータ断層撮影画像の連続表示技術」みたいな技術の獲得を目指します。
Blender操作をChatGPTで直接行う手法の開発を目指します。既にBlenderのChatGPTアドオンを作成しています。
参考 ブログ「花見川流域を歩く」2026年5月記事
○閲覧の多いもの
- 考古学切手 死者の守護女神セルケト
- メモ 型式別土器情報の見かけ上の層位的逆転現象
- 感想 型式別土器情報を貝層断面図に投影して気がついたこと
- 技術メモ 型式別土器3D分布モデルの改善
- 考古学切手 チチェン・イッツア遺跡
- 有吉北貝塚北斜面貝層の型式別土器3D分布モデルの概観
- 有吉北貝塚北斜面貝層データの総集
- 考古学切手 ペルーピサック遺跡の段々畑
- 園生貝塚剥取断面の観察記録3Dモデル作成 3回目挑戦
- 有吉北貝塚北斜面貝層の剥取断面と地形断面線との関係 追補
- 考古学切手 マチュピチュ遺跡 2
- 技術メモ QGISの疑似座標GIS解析を使った等高線からの標高点群生成
- 有吉北貝塚北斜面貝層の地山地形3Dモデルの改良
- 考古学切手 マチュピチュ遺跡 1
- 有吉北貝塚北斜面貝層の剥取断面と地形断面線との関係
- 考古学切手 ストーンヘンジ
- 有吉北貝塚北斜面貝層の地山地形3Dモデル
- 加曽利貝塚北貝塚(貝層断面観覧施設)発掘断面の一部 観察記録3Dモデル
- 有吉北貝塚と加曽利貝塚の土器破片出土姿勢の比較 ファブリック分析(テスト分析7)
- 有吉北貝塚と加曽利貝塚との比較 ファブリック分析(テスト分析6)
- 貝層断面のファブリック分析(テスト分析5)加曽利貝塚南貝塚
- 二枚貝殻偏位角分布の見える化作業 2
- 考古学切手 アブシンベル神殿 その5
- ○二枚貝殻偏位角分布の見える化作業
- 加曽利B式土器の底(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル
- 貝層断面のファブリック分析(テスト分析4)
- 貝層断面ファブリック分析の用語変更
- 土偶2点(千葉市加曽利貝塚)観察記録3Dモデル
- 貝層断面のファブリック分析(テスト分析3)
- 考古学切手 アブシンベル神殿 その4
- 小畑弘己著「縄文時代のタネとムシ」(福岡市史編集委員会)に興味を深める
- ブログ「花見川流域を歩く」の150万ページビュー通過を感謝します
- 加曽利貝塚南貝塚(貝層断面観覧施設)剥取断面の一部 観察記録3Dモデル
- ○貝層断面のファブリック分析(テスト分析2)
- ○2026年4月ブログ活動のふりかえりと5月見通し
2026年5月 Sketchfabに投稿した3Dモデル
2026年5月 YouTubeに投稿した動画
2026年5月 ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した画像


