2012年6月28日木曜日

花見川流域の埋蔵文化財数の把握

次の資料に掲載されている埋蔵文化財分布地図とリストを対照して花見川流域の埋蔵文化財数を把握しました。

・千葉県埋蔵文化財分布地図(1)-東葛飾・印旛地区(改訂版)-(平成9年3月)、千葉県教育委員会〔佐倉市、四街道市、習志野市、八千代市、船橋市分〕
・千葉県埋蔵文化財分布地図(3)-千葉市・市原市・長生地区(改訂版)-(平成11年3月)、千葉県教育委員会〔千葉市分〕

結果は次の通りです
花見川流域の遺跡数(平成9年、11年資料)

自治体
遺跡数
文献付遺跡
千葉市
127
31
八千代市
30
13
四街道市
25
1
佐倉市
1
1
習志野市
1
船橋市
合計
184
46

200~300程度の遺跡数を予想していましたが、それより少なく、作業上はより手頃です。
文献がある遺跡は全部で46あり、全て入手して読んでみる予定です。

なお、平成9年、10年から現在までの情報の増加は今後各市教育委員会等に問い合わせて補足する予定です。
千葉県教育委員会ホームページで公表されている「ふさの国文化財ナビゲーション」を見る限り、平成9年、11年以降大幅な情報増加は無いようです。

次の図は上記資料の分布地図をGISに張り付け、花見川流域内の埋蔵文化財リストと対照しながらチェック確認したものです。

花見川流域の埋蔵文化財分布チェック図

このような作業を行う中で、とりあえず、時代別(旧石器、縄文、弥生、古墳等)の分布図を作成し、それを見ながら詳細な作業検討方法を考えることにしました。

遺跡数が手頃で、遠慮なく何回も作業をやり直せると考えると、気が楽で、発想が豊かになりそうです。

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