2023年11月19日日曜日

イタリア旅行で北半球中高緯度ゾーンを全周する

 Travel to Italy and travel around the middle and high latitude zones of the Northern Hemisphere


I went abroad for the first time in four years. Over the course of four years, my physical strength and mental acuity diminished, and I was worried about whether I would be able to endure the trip, but somehow I did.

On the round trip, I was able to experience the entire circumference of the northern hemisphere's middle and high latitude zones, which made me feel like I had gained something.


久しぶりに老夫婦でイタリア観光旅行10日間(H旅行社企画ツアー)に参加してきました。多い年では年4回海外に出かけていたのですが、コロナで2019年秋のブルガリア・ルーマニア旅行を最後に丸4年間海外旅行から遠ざかっていました。

4年間で夫婦ともに体力と知力が減衰し、海外旅行に耐えられるか心配しながらの旅行となりましたが、なんとか帰って来ることができました。

4年ぶりの海外旅行、15年ぶりのイタリア旅行の印象を幾つかメモして、旅行の楽しさを反芻して、もう一度楽しむことにします。

この記事ではイタリアではなく、経由地であるドイツまでの飛行機航路についてメモします。

1 ルフトハンザドイツ航空0715便と0716便の略航路

ルフトハンザドイツ航空0715便と0716便の略航路

0715便 羽田→ミュンヘン 2023年11月9日搭乗

0716便 フランクフルト→羽田 2023年11月17日搭乗

※グリーンランド付近の航路ギザギザはBlenderUV球の仕様による。実際はなめらかな航路です。


平面図

3DF Zephyr v7.507でアップロード


ルフトハンザドイツ航空0715便と0716便の略航路画像

2 メモ

ロシア上空は通過しないことは判っていたのですが、経由地のドイツまでどのような航路をとるのか乗ってみてはじめて知りました。

往路(羽田-ミュンヘン)は太平洋を北上してカムチャッカ半島の沖を通り、ベーリング海峡を抜けてアラスカ上空に入ります。その後グリーンランド上空から大西洋を横断してスカンジナビアを通過してミュンヘンに到着しました。飛行時間は14時間30分です。これまで自分が体験した中で最も長い搭乗時間かもしれません。エコノミー席が牢獄のように感じてしまいます。


太平洋を進む飛行機


グリーンランド付近を進む飛行機


グリーンランド付近の日の出と機体

復路(フランクフルト-羽田)はバルカン半島から黒海上空-カスピ海上空-カザフスタン-新疆ウィグル自治区-北京-韓国を通って日本海から列島を横断して羽田に到着です。飛行時間は12時間45分です。帰国便という心理的様相も絡み、「あっという間」に到着してしまい、あっけなく旅行は終了しました。


フランクフルト-羽田の航跡

今回の旅行はイタリア本論だけでなく、北半球中高緯度ゾーン全周という体験をすることができ、何か得をしたように感じました。



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