Document: Distribution of Densely Concentrated Pottery in Section 20 (Supporting Document for Preliminary Interpretation)
I previously made notes on the "Preliminary Interpretation Regarding the Distribution of Shell Layers and Densely Concentrated Pottery as Seen in Sections 4-6" of the shell layer on the northern slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound. As supporting documentation, I have created a map showing the distribution of densely concentrated pottery in Section 20. The densely concentrated pottery is distributed in two layers, upper and lower, which I believe corresponds to two events (two occurrences of high-concentration flows).
有吉北貝塚北斜面貝層の「第4~6断面でみた貝層と密集土器分布に関する予備解釈」をメモしましたが、その裏付け資料として、第20断面における密集土器分布図を作成しました。密集土器が上下2層に分布していて、2つの事象(2回の高濃度流発生)に対応すると考えます。
この記事は2026.04.18記事「第4~6断面で見た貝層と密集土器分布に関する予備解釈」の続きです。
1 第20断面と土器分布図の対応関係及び密集土器分布
第20断面と土器分布図の対応関係及び密集土器分布
第20断面図はセクション図貼り合わせ図です。
土器分布図は土器集中区間における土器分布図です。発掘調査報告書掲載図です。
密集土器分布(赤丸)は隣の土器までの距離が10㎝以内にある土器を密集土器と定義し、その密集土器の当該断面前後10㎝以内スリットにあるものの分布です。
2 第20断面から10㎝以内の密集土器の分布
第20断面から10㎝以内の密集土器の分布
密集土器分布を近傍のものでくくってみると、1~6の塊として把握することができます。
このうち1~5は予備解釈の第2波貝殻泥流に起因する土器破片に、6は予備解釈の第1波貝殻泥流に起因する土器破片として捉えることができます。
なお、1~5の分布に対応した貝層分層分布をみると、貝層分層がそこで生起しているように記載されているところがあります。この対応関係から、1~5の事象生起は完全に同一ではなく1→2→3→4→5の順番に連続的に、しかしある程度の時間差をもって生じたと考えることもできます。
つまり、1~5は貝層全体の発達の中では同一と捉えても、ミクロな視点で考えれば、細別して捉えることもできると考えます。
3 第20断面スリット(前後10㎝スリット)の密集土器分布図の作成方法メモ
・北斜面貝層の全土器分布csvファイル→密集土器抽出Pythonスクリプト→北斜面貝層の密集土器分布csvファイル
・北斜面貝層の密集土器分布csvファイル→第20断面前後10㎝スリットから密集土器を抽出するPythonスクリプト→第20断面前後10㎝スリットの密集土器分布csvファイル
・第20断面前後10㎝スリットの密集土器分布csvファイル→座標のあるcsvをBlenderにプロットするPythonスクリプト→Blenderに第20断面前後10㎝スリットの密集土器プロット(点群としてプロット)
・Blenderで、第20断面スリット密集土器点群をgeometry nodesで赤球表示
・Blenderで、第20断面位置調整(前後10㎝オブジェクト(赤球)を全部投影するための位置変更)
・Blenderで、第20断面に赤球投影表示→画像取得
Blender画面(第20断面(本来の位置から20㎝移動している)と密集土器(幅20㎝スリット内の赤球))



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