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2026年1月28日水曜日

人面付土版3点 観察記録3Dモデル

 3D Observation Record Models of Three Clay Slabs with Human Faces


The Chiba City Archaeological Research Center is currently hosting a special exhibition titled "The Mysterious Late Jomon Period." I created 3D observation record models of three clay slabs with human faces, one of the main exhibits. The accompanying commentary on the slabs' significance adds to their intrigue.


千葉市埋蔵文化財調査センターで令和7年度特別展「謎多き縄文晩期」が開催されています。そのメイン展示物の一つである人面付土版3点の観察記録3Dモデルを作成しました。土版意義にも通じる解説があり、興味が深まります。

1 人面付土版3点 観察記録3Dモデル

人面付土版3点 観察記録3Dモデル

正面左:人体付土版(四街道市八木原貝塚)、縄文時代晩期

解説「内野第1遺跡の土版と同様で、ほぼ完全な形で残っている貴重な例。上部には顔の表現が施され、やや険しい顔をしているように見える。中央~下部は女性の象徴が表現されているが、剥がれていたり、すり減ったりしている。土版がどう扱われたか考える上で重要な資料。」

正面中央:人面付土版(千葉市内野第一遺跡)、縄文時代晩期

解説「千葉市花見川区宇那谷町に位置する内野第1遺跡から出土した人面付土版。破損した状態で見つかることが多い土版の中にあって、この資料はほぼ完全な形で出土した全国的にも稀有な事例。顔の表現は「クレヨンしんちゃん」にもよく似ている。」

正面右:人面付土版(犢橋貝塚)、縄文時代晩期

撮影場所:千葉市埋蔵文化財調査センター 令和7年度特別展「謎多き縄文晩期」

撮影月日:2026.01.24


展示の様子

ガラスショーケース越し撮影

3DF Zephyr v8.038で生成 processing 183 images


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像(テクスチャ有り)


3Dモデルの画像(テクスチャ無し)


3Dモデルの画像(テクスチャ有りと無しのハードライトミックス)

2 配布パンフレットの土版説明


配布パンフレットの土版説明

「土偶よりやや遅れて縄文時代晩期以降に関東地方を中心に分布する祭祀具です。基本的に顔以外が省略された土偶の一種と考えられ、顔を表現する板状の土製品という点で西日本の分銅形土偶と共通し、関連があった可能性があります。」

3 感想

展示された四街道市八木原貝塚出土人体付土版に女性の象徴(乳房、陰部)が表現されていることから、解説説明から受ける情報(土版と土偶の本質は同じ)をよく納得できました。

土偶(人形)は持ち運びする上で不便ですが、土版(人形を描いたタブレット)は持ち運びが容易です。土版は「持ち運び容易性」という点で、土偶では実現できない機能を実現していたのかもしれません。(例 願いが実現するまで、日常的に身に着ける祈願符として利用する。)