ラベル 弥生時代遺跡分布 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 弥生時代遺跡分布 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年12月17日月曜日

千葉県遺跡分布地図帳 弥生時代遺跡分布 2

私家版千葉県遺跡DB地図帳 10 弥生時代遺跡分布 2

私家版千葉県遺跡DBの全レコード(20130)に弥生時代遺跡レコードは1376ありますが、そのうち725レコードに時期が記載されていますので、その分布図を作成しました。

1 弥生時代時期別遺跡数

千葉県 弥生時代時期別遺跡数
弥生前期と記載されたものは2遺跡、弥生終末期(末期)と記載されたものは8遺跡で大変少数になっています。弥生中期159→弥生後期659と遺跡数は4倍以上に急増しています。

2 弥生時代時期別遺跡分布

私家版千葉県遺跡DB地図帳 弥生時代前期遺跡分布 051

私家版千葉県遺跡DB地図帳 弥生時代中期遺跡分布 052

私家版千葉県遺跡DB地図帳 弥生時代後期遺跡分布 053

私家版千葉県遺跡DB地図帳 弥生時代終末期遺跡分布 054

私家版千葉県遺跡DB地図帳 弥生時代(時期未記載)遺跡分布 055

3 メモ
・弥生時代前期遺跡が2遺跡と少ない理由解明を重要な学習対象としたい思います。DBから弥生時代前期の顕著な遺跡がほとんど存在しないことは事実であると考えます。その背景に縄文社会崩壊に伴う人口急減があると想像しますが、それと同時に焼畑耕作など特定の場所に長期逗留しない移動生活が存在していたためであるのか(「千葉県の歴史 通史編 原始・古代1」)など興味を深めたいと思います。縄文社会から弥生社会への移行状況を自分なりにリアルに把握できるようにしたいと思います。
・弥生時代中期→後期に遺跡数が急増し、その分布が千葉県中部→北部に進んでいるように観察できます。開拓前線が北上しているように観察できます。後期になると印旛沼周辺や椿沼周辺に遺跡が急増します。

2018年12月16日日曜日

千葉県遺跡分布地図帳 弥生時代遺跡分布

私家版千葉県遺跡DB地図帳 9 弥生時代遺跡分布

私家版千葉県遺跡DBの全レコード(20130)から弥生時代遺跡を抽出してその分布図を作成しました。

1 弥生時代前後の遺跡数変遷
縄文時代遺跡で時期別に捉えられているものの数と弥生時代、及びその後の遺跡数を並べてみました。

千葉県弥生時代前後の遺跡数変遷
(グラフ一部訂正 2018.12.18)
縄文後期から晩期に遺跡数は2017→303と15%にまで減少し縄文社会が大崩壊した様子が遺跡数グラフから読み取れます。
縄文晩期303→弥生時代1376と弥生時代になると遺跡数は急増します。

2 千葉県 弥生時代遺跡分布

弥生時代遺跡分布 045

3 千葉県中央部 弥生時代遺跡分布

弥生時代遺跡分布 046

4 メモ
・縄文晩期→弥生時代で遺跡数が急増し、弥生時代の旺盛な活力が表現されています。その後の古墳時代→奈良平安時代へ地域が発展する礎ができたといえます。
・縄文晩期(あるいは縄文全期)遺跡の分布特性と弥生時代遺跡分布特性が異なります。遺跡分布特性の違いは狩猟採集社会と農業社会の違いに起因すると考えます。
・弥生時代遺跡が密集する地域は養老川、小櫃川、小糸川など河口部付近の谷津、印旛沼周辺の谷津、椿沼周辺の谷津など水利・地形条件からみて当時の技術レベルで対応可能な最適干拓地周辺の台地に位置しています。

……………………………………………………………………
記事を修正しました。(2018.12.17)