2012.9.2記事「断面線の設定及び区間毎の捨土土手の様子」に海老川乱歩さんからコメントをいただき、平面図と断面図が左右逆になっているので、断面図を描き直してほしいとのお話をいただきました。
当方から同じくコメントで、見づらいことは承知しているが、河川断面図の作成方向は上流から下流方向を見て作成することになっているので、そうした社会通念に従った旨の説明をしました。
言葉だけでは理解しづらいので、次に河川断面図作成の方向を示しました。
河川断面図作成の方向
勝田川は北に向かって(図で上に向かって)流れていますので、その方向に向かって河川断面図を作成します。
この場合、平面図の左岸・右岸と河川断面図の左岸・右岸は図面の左、右と一致します。
ところが、花見川は南に向かって(図で下に向かって)流れていますので、その方向に向かって河川断面図を作成します。
この場合、平面図の左岸・右岸は図面の左、右と逆転しています。
しかし、河川断面図の左岸・右岸は図面の左・右と一致するように描きます。
海老川乱歩です。
返信削除クーラーさん、すいませんがご教授をお願い致します。
クーラーさんがこのブログで見せてくださっている色付きの立体表示の地図を
自分のパソコンでもやってみたいと考えています。
地図太郎or地図太郎Plusはどちらを使えばいいですか。
これは、有料なのでよく確認しておきたいと思います。
クーラーさんの情報から小生は、2番まではできました。
下記の手順で合っていますでしょうか。
誤っていたら正しい方法と手順を教えて頂けないでしょうか。
お手数かけますがご指導の程よろしくお願い致します。
1.立体データの入手(国土地理院のデータを無料で入手)
2.1番のデータをカシミール3Dで読み込み(カシミール3Dは無料)
3.2番のデータを地図太郎or地図太郎Plusで読み込んで表示
●可能であればDMデータの入手方法を知りたい
海老川乱歩さん
返信削除コメントありがとうございます。
色つき立体表示地図は次のような手順で作成しています。
1 カシミールに5mメッシュを読み込んでおく。
2 地図太郎に5mメッシュを読み込み、地形段彩図(色つき地図)をつくる。
この時にDMデータをオーバーレイして表示したりします。
あるいは地形段彩図に陰影をつけたりします。
また経緯度線を表示させたりします。
3 地図太郎で作った地図(の画面)をjpgファイルで保存します。
この時、jpgファイルの四偶に経度・緯度のデータが書き込まれています。
4 jpgファイルのコピーをつくりその余白部分を除去します。(私はフォトショップを使って作業しています。)
5 余白を除去したjpgファイルをカシミールに取り込みます。(この時左上と右下の経度・緯度をカシミールの画面にしたがって入力します。)
6 カシミールに取り込んだjpgファイル(色つき地図)に標高データ(5mメッシュデータ)を重ねる。(編集→標高データを重ねる(matの作成))
7 カシミールでカシバードを起動して立体地図を表示する。
8 カシバードの立体地図表示画面を保存する。(bmpファイル)
9 bmpファイルを活用する。
以上の作業でDMデータの扱いは地図太郎PLUSでないとできないようですが他はすべて地図太郎で出来ます。
DMデータは各市の都市計画部署で管理しています。私は個人研究目的で利用申請し(書類の提出)無償で入手しました。
近いうちにこの説明をわかりやすい記事にします。
海老川乱歩です。
返信削除ご指導ありがとうございました。
近いうちにこの説明をわかりやすい記事にして
頂けるということで、ぜひお願い致します。
このように分かり易い色付の平面表示や立体表示で地図や地形を見る事ができたら
地理や地学に興味を持つ子供が増えるのではないのでしょうか。
ぜひ小学校から大学まで授業に取り入れるべきだと思います。
(教育現場を知らないので分かりませんが、恐らくこのように実施している学校は
殆ど無いのではないでしょうか)
文科省の教育方法改善のプレゼンの大会があれば、クーラーさんの手法は、
賞を受賞できるレベルだと思います。
地図や地形に限らず数学や理科でも、このようにPCを利用してVisualに学習ができれば
勉強がよりいっそうたのしくなるのではないでしょうか。