2013年8月1日木曜日

郷土資料利用規制緩和と国力

話があまりに大きくなりすぎてしまうので、気が引けてしまいますが、次のような感想を常日頃もっていますので、記録しておきます。

1 郷土資料利用規制緩和を望む
どうしても他で入手できない場合など、地域の公共図書館の郷土資料は大変役立ます。
地域の公共図書館はその地域の郷土資料収集について意識的に取り組んでいて、収集され蓄積した図書は地域の宝となっています。

ところが、公共図書館の郷土資料利用に関して、過剰で必要性が認められない、いわば時代遅れとなった利用規制が存在していて、利用者の足を引っ張っています。

公共図書館の利用規制緩和を望んでいます。

この事情に関しては、2013.06.23記事「図書館利用の規制緩和について」で書きました。

2 郷土資料利用規制緩和と国力
さて、私は花見川流域の散歩活動で郷土資料を利用し、花見川流域の魅力やアイデンティティを探り、そこで得られた情報を少子高齢化時代のまちづくり、かわづくりに活かす方策を発見開発するという趣味活動を展開しています。(このブログの私(クーラー)の自己紹介参照)

そうした趣味活動を展開している立場から、個人レベルの問題ではなく、国レベルの問題としても郷土資料の利用規制緩和が、次のような文脈で、大切であると感じています。

●これからの日本国の輸出品(外貨を稼ぐもの)の重要品目として、インフラ整備や地域づくりのソフトとハードがあります。
●その中には地域の歴史を調べて地域の歴史を尊重したインフラ整備や地域づくりという側面が必須です。

●そのような、インフラ整備や地域づくり関連のソフト・ハード商品は、グローバルな国際競争上の視点から要請されるものですが、地元日本での成功的活動が基礎になります。

●つまり、図書館の郷土資料など、歴史関係者等ほんの一握りの人しか利用しない情報を、一般市民が自分たちの地域づくり、まちづくりに大いに利用するようになる運動が盛んになることが大切です。
●そして、図書館の郷土資料などを活用して、歴史や文化や自然を尊重した地域づくり、まちづくりの実績が各地で生まれ蓄積されるようになると、日本が住みやすい国になります。
●そのような活動から生まれるノウハウは、日本国が海外に輸出できる商品の一部となっていく可能性が高くなると考えられます。

●図書館の利用規制緩和によって図書館の有する貴重な郷土資料の利用が効率化し、地域づくりや街づくりの質がアップするようなシステムができると、日本の地域づくりや街づくりが進む一つの要因となり、住みやすい国ができます。
●グローバル化した現代にあっては、住みやすい国をつくるノウハウが外貨を稼ぐようなものになる可能性があるということです。

●図書館活用のあり方が時代に即応するようになれば、それが国力が増強するということに結びつくことになるのです。

●郷土資料利用規制緩和は、経済面からみれば外貨獲得とか日本国の衰退を避ける商品開発ということにつながります。一方、これを文化面からみれば、日本国が世界に対して、歴史を尊重した地域づくりや街づくりの技術・仕組み等の開発普及に貢献するということです。日本国が、人がより住みやすい世界をつくっていくことに貢献するということです。

●図書館の郷土資料利用規制緩和を進めるということは、日本国の国力増強につながるということに、図書館関係者に気がついてほしいと思っています。





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