今朝の散歩は天気快晴、気温冷涼で気持ちのよいものでした。
さて、弁天橋から上流を望むと、遠くの水面の一部だけが白く淀んで、ゴミが沢山浮いていました。
逆光でよく見えないので、カメラを望遠にして画面を見ると、大きな水紋がいくつも見えました。
上ガス(※)にしては水紋が大きすぎるので、近くまで行き観察してみました。
結果次のようにこれまで見たことがない、盛んな上ガス現象が発生していました。
※上ガス:天然ガス(メタンガス)の湧出
1 激しい上ガスの場所
次の図に示すように、弁天橋と勝田川合流部の間付近の花見川水面です。
激しい上ガスの場所
空中写真は電子国土ポータルによる。(2012年撮影)
2 激しい上ガスの様子
次の動画に示すようにこれまで見たことが無いような激しい上ガス現象です。
激しい上ガスの様子(2013.08.26撮影)
(カメラが自動的に焦点をあわすのですが、水面が揺れるたびにピントが合わなくなり、鮮明な動画になっていません。)
水面が濁っている様子もわかります。
激しい上ガスの様子(2013.08.26撮影)
いつも見るような規模の上ガスは次の通りです。
いつもの規模の上ガスの小湧出(2013.08.26撮影)
水面が濁っている様子もわかります。
3 水面が濁っている
激しい上ガスのある場所だけ水面が濁っている、あるいは淀んでいるように見えます。
水面をよく見ると、白い細かい粒も見えます。
水面の上が鍋料理の上澄みみたいになり、膜のように見えます。上流から流れてきたゴミもこの部分に引っかかり、ゴミが多い水面にもなっています。
水面が濁っている様子
画面上部は水面が濁っていない。境が明瞭になっている。
水面が白く濁っているのはメタンガスが地層から花見川の底に湧出する際、メタンガスを含む地層水も多量に湧出し、そこに含まれる不純物が原因ではないかと思います。
白く濁っているところは粘性があるように見えますので、その部分では、何らかの化学変化があるのかもしれません。
今後も引き続き、上ガスの状況に注目していきたいと思います。
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