Restoring the Distribution of Bone, Horn, and Dental Artifacts in 3D Space in the Shell Layer (Artifact Database Trial)
I created a 3D distribution model for 142 bone, horn, and dental artifacts listed in excavation reports with complete 3D coordinates. I also created and compared 3D distribution models by subcategory (ornaments, fishhooks, arrowheads, piercing tools, spatula-shaped products, blade-shaped processed products, processed products, and other). Two distinct distribution patterns appear to exist.
発掘調査報告書に記載され3D座標が揃った骨角歯牙製品142件の分布3Dモデルを作成しました。さらに細分類別(装飾品、釣針・鏃・刺突具、ヘラ状製品・刃器状加工品・加工品・その他)についても分布3Dモデルを作成し、比較しました。2つの異なる分布パターンがあるようです。
1 有吉北貝塚北斜面貝層骨角歯牙製品分布3Dモデル
有吉北貝塚北斜面貝層骨角歯牙製品分布3Dモデル骨角歯牙製品件数(発掘調査報告書記載で3D座標が揃ったもの):142
1件を直径5㎝球で表現
3DF Zephyr v8.029でアップロード
3Dモデルの動画
骨角歯牙製品の分布
2 骨角歯牙製品の細分類別
2-1 装飾品分布
装飾品分布
2-2 釣針、鏃、刺突具分布
釣針、鏃、刺突具分布
2-3 ヘラ状製品、刃器状加工品、加工品、その他
ヘラ状製品、刃器状加工品、加工品、その他分布
2-4 参考 全遺物分布
参考 全遺物分布
3 メモ
発掘調査報告書に記載されている骨角歯牙製品は163件あり、そのうち142件の3D座標が揃いました。
骨角歯牙製品の分布は貝層分布域に限定されています。
用途を装飾品、狩猟道具、一般道具の3類型にわけてその分布をみると、狩猟道具と一般道群の分布が異なるように観察できます。狩猟道具はガリー流路谷底沿いに多く、一般道具は斜面に多いように分布域をまるで棲み分けしているようにみることができます。装飾品の分布は一般道具の分布と似ているように感じることができます。結果として、骨角歯牙製品はガリー流路谷底沿いをメインにした細分類種群と斜面をメインとして分布する細分類種群に2分できるように捉えることができそうです。
同じ骨角歯牙製品といっても投棄場所が違っているものが含まれています。
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