Kasori EV type deep bowl with affixed handle on the top of the wave
Kasori Shellmound Museum Reiwa 3rd year special exhibition "That is also E Kasori E type pottery Chiba City 2 -Kasori EIV type pottery and its descendants-" Kasori EV type deep bowl (No.19) (Kamiyatsu No.2 site,Chiba City) was observed with a 3D model.
The affixed handle at the top of the wave is interesting because it looks like it has penetrated into the inner surface of the pottery.
加曽利貝塚博物館令和3年度企画展「あれもE これもE 加曽利E式土器 千葉市編2 -加曽利EⅣ式土器とその末裔たち-」に展示された加曽利EⅤ式深鉢(No.19)(千葉市上谷津第2遺跡)を3Dモデルで観察しました。
1 加曽利EⅤ式深鉢(No.19)(千葉市上谷津第2遺跡) 観察記録3Dモデル Kasori EV type deep bowl
加曽利EⅤ式深鉢(No.19)(千葉市上谷津第2遺跡) 観察記録3Dモデル撮影場所:加曽利貝塚博物館令和3年度企画展「あれもE これもE 加曽利E式土器 千葉市編2 -加曽利EⅣ式土器とその末裔たち-」
撮影月日:2022.03.02
展示の様子
ガラスショーケース越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v6.503 processing 163 images
Kasori EV type deep bowl (No.19) (Kamiyatsu No.2 site,Chiba City) Observation record 3D model
Location: Kasori Shellmound Museum Reiwa 3rd year exhibition "That is also E Kasori E type pottery Chiba city edition 2 -Kasori E IV type pottery and its descendants-"
Shooting date: 2022.03.02
Shooting through a glass showcase
Generated with 3D model photogrammetry software 3DF Zephyr v6.503 processing 163 images
3Dモデルの動画
2 GigaMesh Software Frameworkによる平面展開
GigaMesh Software Frameworkによる平面展開
3 メモ
3-1 文様の様子
文様の様子
文様の様子が判りにく土器ですが、沈線と縄文施文域を抜き書きすると入組系横位連携弧線文土器であることが確認できます。
3-2 貼付文と弧線文のセット
波頂部に4つの貼付文がついています。展示正面の貼付文を観察すると、一部が土器内側に潜り込むような造形になっています。この造形と一般的な加曽利EⅣ式土器(横位連携弧線文土器)の波頂の様子に共通点があるように感じました。そのような感じ(想像)を画像メモにしました。
2つの土器の波頂部(A)と弧線文(B)セットの対応関係
最近2年程の加曽利E式土器学習では縄文施文域(B)とは自然とか土地とか(生活の糧を得る)生活空間を表現していると空想しています。
一方波頂部(A)は土器外面から土器内面に通じる特別の通路を表現しているように想像できます。
これらの空想と想像を一緒にして妄想すると、生活空間で得た生活の糧を土器に入れて調理して自分たちの生存が成り立っているという様子を表現しているように感じます。自分たちが生きていることの意味を哲学的に表現しているとか、自分たちの生存にかかわる神話を表現しているとか、超妄想が生まれます。
3-3 展示土器に開いた穴
展示土器下部に穴が開いていて、それは土器断面の粘土様子を観察するために意図して埋めていないという説明が企画展関連講座でありました。
土器断面粘土の様子
土器を支える設置具の影響もあり、良く観察できません。また知識もないため、自分はこの断面から興味ある情報を引き出すことが出来ませんでした。
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