2026年3月22日日曜日

土器集中ゾーン発掘状況写真の分析

 Analysis of Photographs of the Excavation Site of the Pottery Concentration Zone


In the prominent pottery concentration zone on the northern slope shell layer of the Ariyoshi Kita Shell Mound, both a plan view and photographs of the excavation site exist. I have begun a detailed analysis of these photographs. First, I identified the correspondence between the photographs and the diagrams.


有吉北貝塚北斜面貝層の顕著な土器集中ゾーンでは平面図と発掘状況写真が存在します。その写真の詳細分析に着手しました。まず写真と図面の対応関係を把握しました。

1 土器集中ゾーンの発掘状況写真と平面図

発掘調査報告書には土器集中ゾーンの発掘状況写真が複数掲載されていますが、今回は次の2枚の写真を分析対象し、その写真に対応する平面図を全体から切り抜きました。


土器集中ゾーンの発掘状況写真


土器集中ゾーンの発掘状況写真

写真は発掘を進め、土器集中ゾーンの土器が出土した場合はそれを残し、土器が存在しない場合は地山地形(下総層群上面)まで、掘り進めた状況を表現しているようです。


土器集中ゾーンの平面図

写真範囲と平面図は266グリッド付近です。

2 土器集中ゾーンの発掘状況写真と平面図の対応関係


土器集中ゾーンの発掘状況写真(対比指標記入)


土器集中ゾーンの発掘状況写真(対比指標記入)


土器集中ゾーンの平面図(対比指標記入)


土器集中ゾーンの平面図(対比指標記入)

写真と平面図を対比するための指標となる土器A、B、Cとその他(★印)を描き込みました。

また概略のグリッド266(2m×2m)範囲を描き込みました。

この対比指標を描き込むことにより現場の状況が詳しく把握できるようになりました。

3 参考 土器集中分布図と266グリッドと5断面・6断面の対応関係


参考 土器集中分布図と266グリッドと5断面・6断面の対応関係

4 今後の分析

写真と平面図の対応関係を把握できましたので、今後次の分析を行うことにします。

・土器の出土する高度に違いはあるか、その違いはどのような事象に起因しているか。

・土器が出土した貝層はどのようになっているか。写真から土器出土より上位の貝層を観察できるか。断面図から土器出土層位を確認できるか。

・土器が流れてきた方向を写真から推察できるか。


2026年3月19日木曜日

考古学切手 モルドバの土偶(紀元前4千年紀) モルドバ共和国発行

 Archaeological Stamp: Moldovan Clay Figurine (4th Millennium BC) - Issued by the Republic of Moldova


I enjoyed acquiring this archaeological stamp issued by the Republic of Moldova, featuring a clay figurine (5000-6000 years ago). It shares similarities with Jomon clay figurines, which deepens my interest. I get the impression that the mindset of the people who created them is fundamentally connected.


モルドバ共和国発行の土偶(5000~6000年前)をテーマとした考古学切手を入手して楽しみました。縄文土偶と共通点があり興味が深まります。作る人の心性が通底しているような印象を受けます。

1 モルドバの土偶(紀元前4千年紀) モルドバ共和国発行

モルドバの土偶(紀元前4千年紀) モルドバ共和国発行

2025年

EUROPAシリーズ(2025年テーマ:考古学的発見)

モチーフ: ククテニ・トリポリエ文化(紀元前4千年紀)に属する、オファティニの墓地から出土した土偶

モルドバ国立歴史博物館

額面 12レウ

2 AIによる説明

切手に描かれているのは、紀元前4000年紀(新石器時代〜銅石器時代)に現在のモルドバ、ルーマニア、ウクライナにまたがる地域で栄えたククテニ・トリポリエ文化(Cucuteni–Trypillia culture)の「擬人化された像(土偶)」です。 

この遺物について

出土地: モルドバ共和国のドニエストル川沿いにあるオファティンツィ(Ofatinți)壊死地(墓地)で発見されました。

特徴: この文化の土偶は、平らな上半身、極端に様式化された頭部、腕や脚の欠如、そして幾何学的な文様(インサイジング)が特徴です。特に腹部や太ももにある三角形や菱形の文様は、豊穣や多産を象徴する「地母神」としての意味を持つと考えられています。

収蔵場所: 実物はキシナウにあるモルドバ国立歴史博物館(Muzeul Național de Istorie a Moldovei)に収蔵されています。

3 感想

この切手を見て、「この土偶と似ている土偶が日本にもある。」という感想を瞬間的に持ちました。

スリムで顔が抽象化され、腕省略の様子は次の国宝土偶「縄文の女神」に似ています。しかし、足は似ていません。


国宝土偶「縄文の女神」(Wikipediaから引用)

女性性(乳房、陰部)と腕省略は国宝土偶「縄文のビーナス」に似ています。しかし、スリム-ふくよかの軸でみると正反対です。


国宝土偶「縄文のビーナス」(観察記録3Dモデル)

フィンランド自治領オーランド諸島出土土偶は「日本縄文土偶と似ていない」と感じたのですが、このモルドバ出土土偶は縄文土偶と、「つくる人の心性が通底している」ことを直観します。

2026.03.06記事「考古学切手 イェットボーレ・アイドル オーランド諸島発行



2026年3月18日水曜日

人物埴輪 女子像 外(八千代市桑納2号墳)観察記録3Dモデル

 Human Figure Haniwa (Female Figure) and Other (Kannou No.2 Tumulus, Yachiyo City) Observation Record 3D Model


I enjoyed creating 3D models of human figure haniwa exhibited at the Yachiyo City Local History Museum. I also enjoyed creating visually varied videos of the exhibit.


八千代市郷土博物館に展示されている人物埴輪の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。同時に展示風景の視覚変奏動画作成も楽しみました。

1 人物埴輪 女子像 外(八千代市桑納2号墳)観察記録3Dモデル

人物埴輪 女子像 外(八千代市桑納2号墳)観察記録3Dモデル

撮影場所:八千代市郷土博物館

撮影月日:2026.03.10


展示の様子

3DF Zephyr v8.038で生成 processing 99 images


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像(テクスチャ有り)


3Dモデルの画像(テクスチャ無し)


3Dモデルの画像(テクスチャ有りと無しの乗算ミックス)

2 人物埴輪展示風景の視覚変奏画像


人物埴輪展示風景の視覚変奏画像

3 3Dモデルの切り抜き


切り抜き前の素3Dモデル


切り抜きした今回3Dモデル


2026年3月17日火曜日

磨製石斧(八千代市ヲサル山遺跡)観察記録3Dモデル

 3D Model of Polished Stone Axe (Osaruyama Site, Yachiyo City) - Observation Record


This is a 3D model of the polished stone axe (Osaruyama Site, Yachiyo City) exhibited at the Yachiyo City Local History Museum. It is a double-edged polished stone axe with a distinctive indentation in the center, showing characteristic grinding marks. It has a similar appearance to a Dokko stone. Numerous abrasion marks remain on the surface.


八千代市郷土博物館で展示されている磨製石斧(八千代市ヲサル山遺跡)の観察記録3Dモデルを作成しました。両刃の磨製石斧で中央は特徴的な削り跡が残る凹みになっています。独鈷石のような雰囲気です。表面に無数の擦過痕が残っています。

1 磨製石斧(八千代市ヲサル山遺跡)観察記録3Dモデル

磨製石斧(八千代市ヲサル山遺跡)観察記録3Dモデル

撮影場所:八千代市郷土博物館

撮影月日:2026.03.10


展示の様子

2重ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v8.038で生成 processing 90 images


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像(テクスチャ有り)


3Dモデルの画像(テクスチャ無し)


3Dモデルの画像(テクスチャ有りと無しのハードライトミックス)

2 観察

両刃の磨製石斧であることが最大の特徴です。

中央は特徴的な削り跡が残る凹みになっています。握り手部になっているのでしょうか。

このような特徴から実用機能品としての石斧ではなく、独鈷石に類似する両刃祭具であったと想定します。

表面に無数の擦過痕が残っていることも、祭具として使われた跡であると想定します。

3 メモ

この遺物は2重のガラス面越しに撮影しました。撮影環境としては極めて劣悪でした。それにもかかわらず3Dモデルはなんとかサマになりました。


2重ガラス面越し撮影の様子

日の出風景の視覚変奏動画

 A Visual Variation Video of a Sunrise Scene


Using the camera's bracketing function, I created six filtered images with a single shutter press. Using these, I created a slide sequence video with cross-dissolve effects. I'll call this a "visual variation video." It's a video where you can enjoy variations in light and color.


カメラのブラケット機能を利用して、1シャッターで6枚のフィルター写真を作成しました。これを利用してクロスディゾルブによるスライドシーケンス動画を作成しました。これを視覚変奏動画と呼ぶことにします。光や色彩の変奏を楽しむことができる動画です。

1 日の出風景の視覚変奏動画


日の出風景の視覚変奏動画

6フィルター写真のバリエーションをクロスディゾルブを使って連続表示したスライドシーケンス動画です。

Photoshopで作成しました。

千葉市花見川区の畑の日の出風景です。

2 6フィルター写真


6フィルター写真

3 感想

一瞬の日の出風景ですが、それを光と色彩の変奏で楽しむことができる動画です。通常写真(ナチュラルというフィルター写真)だけに標準としての価値を置くことがいつでも正解であるというわけではないと考えます。


考古遺物の視覚変奏動画作成

 Creating Visual Variation Videos of Archaeological Artifacts


I created visual variation videos using six filter images of archaeological artifacts. Technically, this is a filter variation video using cross-dissolve. It allows observation of the same object through variations in light and color (multi-phase, multi-sensory). I expect this to have the effect of extracting new meaning (value) from the object.


考古遺物の6フィルター写真を使って、視覚変奏動画を作成しました。技術的にはクロスディゾルブによるフィルターバリエーション動画ということになります。同一対象を光や色彩の変奏(多相、多感覚)を伴う中で観察できます。対象物から新たな意味(価値)を引き出す効果を期待します。

1 考古遺物の6フィルター写真


考古遺物の6フィルター写真

考古遺物撮影では(というか全てのカメラ撮影で)、ブラケット機能を利用して1シャッターで6フィルター写真を生成しています。

2 視覚変奏動画


考古遺物の視覚変奏動画

6フィルター写真のバリエーションをクロスディゾルブを使って連続表示したスライドシーケンスです。

Photoshopで作成しました。

対象物は八千代市郷土博物館に展示されている注口付舟形鉢形土器(八千代市ヲサル山遺跡)です。

3 視覚変奏動画の意義

同一対象を光や色彩の変奏(多相、多感覚)を伴う中で観察できます。

考古学(学術)に限定することなく、対象物から新たな意味(価値)を引き出す効果を期待します。あるいは特別の感情が生起したり、古い記憶を呼び覚ましたりすることができる、などいろいろな効果が生まれる可能性が期待できます。


2026年3月15日日曜日

3DF Zephyr Liteバージョンの違いによる結像精度向上の確認

 Confirmation of Image Accuracy Improvements Due to Version Differences in 3DF Zephyr Lite


I have confirmed that the image accuracy of the current version of the photogrammetry software 3DF Zephyr Lite has significantly improved compared to the 7-year-old version. Therefore, I realized that creating 3D models from older photos using the current version would result in better 3D models, making the rework highly worthwhile.


フォトグラメトリソフト3DF Zephyr Liteの7年前バージョンと比べて、現在バージョンの結像精度が大幅に向上していることを確認しました。従って、過去写真を現在バージョンで3Dモデルにすればより良い3Dモデルとなり、再作業の価値が大きいことに気が付きました。

1 比較のための3バージョン

1-1 比較のための撮影写真

造形対象:注口付舟形鉢形土器(八千代市ヲサル山遺跡)

撮影場所:八千代市郷土博物館

撮影月日:2019.04.26

撮影枚数:14 images

1-2 3DF Zephyr Liteの3バージョンによる3Dモデル

v4.353による3Dモデル(2019.05.13):https://skfb.ly/6Kvxs

v5.016による3Dモデル(2021.01.19):https://skfb.ly/o6CuJ

v8.038による3Dモデル(2026.03.15):https://skfb.ly/pHAVA

2 バージョンの違いによる造形の違い

2-1 シーン1


v4.353


v5.016


v8.038

造形範囲がv4.353、v5.016と比べてv8.038の方が広がっています。

2-2 シーン2


v4.353


v5.016


v8.038

土器の底の造形範囲がv4.353、v5.016と比べてv8.038の方が広くなっています。

2-3 シーン3


v4.353


v5.016


v8.038

対象土器の展示正面の造形は3つのバージョンで大差ありません。

3 メモ

たった14枚の写真からこのような3Dモデルが出来ること自体、自分にとって驚きですが、v8.038になると土器内面の結像が大幅に進み、バージョンによる結像精度向上が顕著です。

この実験結果から、過去に既に作成した3Dモデルを3DF Zephyr Lite最新バージョンで再作業することの価値が大きいことがわかりました。

4 感想

これまで展示遺物の3Dモデルは1300くらい作成し、Sketchfabに投稿してあります。撮影だけで3Dモデルにしていないものは3000くらいあります。これらの過去資産を自分の考古学習に役立つように活用することにします。そのために、過去撮影遺物リストをつくることにします。

5 注口付舟形鉢形土器の3Dモデルについて

7年前に撮影した写真(14枚)で作成して3Dモデルと最近撮影(162枚)した写真で作成した3Dモデルでは、展示置き換えがあり土器の向きが逆です。従って、二つの3Dモデルを合わせると、途切れるとことのない3Dモデルができそうです。そのような3Dモデル技術遊びもいつかしてみることにします。




2026年3月14日土曜日

注口付舟形鉢形土器(八千代市ヲサル山遺跡)観察記録3Dモデル

 Observation Record 3D Model of a Boat-Shaped Bowl-Shaped Earthenware Vessel with a Spout (Osaruyama Site, Yachiyo City)


I enjoyed creating an observation record 3D model of a boat-shaped bowl-shaped earthenware vessel with a spout (Osaruyama Site, Yachiyo City) currently on display at the Yachiyo City Local History Museum. I created a 3D model of the same vessel seven years ago. Viewing this vessel strongly reminded me of waterfowl floating on the water's surface.


八千代市郷土博物館で展示されている注口付舟形鉢形土器(八千代市ヲサル山遺跡)の観察記録3Dモデル作成を楽しみました。7年前に同じ土器の3Dモデルを作成しています。この土器を観覧して、水面に浮く水鳥の印象を強く持ちました。

1 注口付舟形鉢形土器(八千代市ヲサル山遺跡)観察記録3Dモデル

注口付舟形鉢形土器(八千代市ヲサル山遺跡)観察記録3Dモデル

撮影場所:八千代市郷土博物館

撮影月日:2026.03.10


展示の様子

一部ガラス面越し撮影

3DF Zephyr v8.038で生成 processing 162 images


3Dモデルの動画


3Dモデルの画像(テクスチャ有り)


3Dモデルの画像(テクスチャ無し)


3Dモデルの画像(テクスチャ有りと無しの差の絶対値ミックス)

2 メモ

2019.05.13記事「阿玉台式土器 注口付舟形鉢形土器(ヲサル山遺跡出土) 展示3Dモデル」で同一土器の3Dモデルを既に作成しています。この時の撮影枚数は14枚(今回は162枚)です。自分がフォトグラメトリを始めた時期であり、3Dモデル作成方法についてほとんど知識・技術が無かった時期です。

2021.01.19記事「阿玉台式注口付舟形鉢形土器(八千代市ヲサル山遺跡) 観察記録3Dモデル」では、阿玉台式深鉢と同じような文様パーツ(曲線隆線による区画、2重点列による区画のナゾリ)を指摘するとともに「土器全体の形状は、注口部を首、反対側把手を尾に見立てる、水面に浮く水鳥であるという印象を持ちました。」との感想を書いています。

今回この土器を観覧して、水面に浮く水鳥の印象をさらに強く持ちました。


有吉北貝塚北斜面貝層の貝層・土層構造の予備解釈

 Preliminary Interpretation of the Shell and Soil Layer Structure of the Shell Layer on the North Slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound


I have made a note of my preliminary interpretation of the shell and soil layer structure of the shell layer on the north slope of the Ariyoshi Kita Shell Mound. I believe that the shell mudflows and mudflows flowing down from both slopes came into contact (collided) at the bottom of the valley, stopped without mixing, or continued flowing further.


有吉北貝塚北斜面貝層の貝層・土層構造の予備解釈をメモしました。両斜面から流下した貝殻泥流と泥流が谷底で接触(衝突)し、混ざりあうことなく停止あるいはさらに流下したと考えました。

1 有吉北貝塚北斜面貝層の貝層・土層構造の予備解釈


有吉北貝塚北斜面貝層の貝層・土層構造の予備解釈

破線…混ざりあうことなく接触(衝突)した貝殻泥流・泥流堆積物

上流から下流方向をみた断面


有吉北貝塚北斜面貝層の貝層・土層構造の予備解釈

大雨の時、両斜面から貝殻泥流・泥流が流れてきて堆積する。

下流から上流方向をみたポンチ絵

2 メモ

大雨の時、両斜面で貝殻泥流と泥流が発生し、それが谷底で接触(衝突)して混ざりあうことなく、停止あるいは流下すれば断面図における鉛直方向の貝層-土層境界線が残ると考えました。

この考えに従うと、谷底に沿って下流方向に堆積物を運ぶような独自の流れは存在しないことになります。


2026年3月13日金曜日

バックアップのためのハードディスク交換

 Hard Drive Replacement for Backup


My hard drive, which I use for my hobby activities, was full, so I replaced it with a larger capacity hard drive (20 terabytes). At the same time, I set up a backup system. The files I copied amounted to a whopping 12 terabytes, and it took 13 days. 80% of that capacity is photos for creating 3D models.


趣味活動で使っているハードディスクが満杯となったので容量の大きいハードディスク(20テラ)に交換しました。同時にバックアップ体制を整えました。コピーしたファイルはなんと12テラとなり、13日間かかりました。容量の8割は3Dモデル作成用写真です。

1 ハードディスク交換前の状況

日常作業に使うハードディスクAを1台使っていました。また、これまで作成し利用した全ファイルを2台のハードディスクB,Cに分けて保存してあります。Aのファイルは毎日Bにバックアップしていました。

ハードディスクB,Cのもともとの情報は別のハードディスク数台にバックアップしてあり、それはパソコンに接続していない状況です。

一応どのハードディスクが壊れても、これまで自分が作ってきた(利用してきた)全情報は復元できる体制にはなっています。しかし、複雑であり「嫌な状況」です。


ファイルの様子(記事内容と関係ありません)

2 ハードディスクの交換と今後のバックアップ

ハードディスクAが満杯となり、容量の大きなハードディスクD(20テラ)を購入し、それにハードディスクB,Cの内容を全部コピーしました。今後は日常的にハードディスクDを使い、新しいファイルはハードディスクB,Cにバックアップします。

3 ハードディスク交換のためのファイルコピー

ハードディスクB,CをハードディスクDにコピーする手間が想定をはるかに越えました。当初は2晩徹夜でパソコンを動かせば終わるだろうと想定していましたが、恐ろしく甘い想定でした。実際の時間は次ぎ通りかかりました。

・作業回数 33回

・合計コピー容量 11817ギガ(11.817テラ)

・合計作業時間(バックアップソフトの稼働時間) 8208分(136.8時間、5.7日)

・バックアップ容量/時間=86.4ギガ/時間

ファイルの8割は3Dモデル作成用に撮影した展示物写真です。


デバイスとドライブ


20テラハードディスクのフォルダー

4 感想

・常時使うメインハードディスクに自分の所持する全情報が入っていて、いつでも見れる。その全情報が別のハードディスクに全部コピーされていて、毎日更新されるというバックアップ体制が完成しました。

・自分が作成した全過去情報の整理ができたので、作業しやすくなりました。

・ハードディスク故障があっても情報を失うリスクがほとんどなくなり、その時の対応も単純化できました。ただし、復旧に半月は覚悟することになります。

・数年前はハードディスク内容を全部Cloud(Amazonドライブ…プライム会員は無料で無制限利用)に保存していたのです。その方が明らかにベストです。しかし残念ながら、Amazonドライブは終了してしまいました。(ただし、Amazonフォトで写真だけは現在も無料で無制限利用ができるので、毎日の早朝写真はAmazonフォトにだけ保存していて、そちらはハードディスク内容と重複がありますが、10テラ以上となっています。)

5 メモ

・ファイルコピーの過程で全所持ファイルの概要に目を通すことになりました。この中で、過去に撮影した展示物について、3Dモデルを作成していないものがかなりあることに気が付きました。折角の自分の活動が生きていない部分があり、もったいないことになっています。これから、未利用過去撮影写真を使った3Dモデル増産を一つのテーマとして楽しむことにします。


2026年3月11日水曜日

考古学切手 加曽利貝塚特別史跡指定記念フレーム切手

 Archaeological Stamp: Kasori Shell Mound Special Historic Site Designation Commemorative Frame Stamp


I was lucky enough to acquire the Kasori Shell Mound Special Historic Site Designation Commemorative Frame Stamp (issued in 2017). While my archaeological stamp collection is primarily overseas, I couldn't resist collecting the local Kasori Shell Mound commemorative stamps. Scanning these tiny stamps and viewing them at super-large magnification on a screen is a real pleasure.


運よく、加曽利貝塚特別史跡指定記念フレーム切手(2017年発行)を入手しました。考古学切手蒐集は海外がメインですが、地元加曽利貝塚記念切手を外すわけにはいきません。小さい切手をスキャンして、画面で超拡大して見ることが最高の楽しみです。

1 加曽利貝塚特別史跡指定記念フレーム切手


加曽利貝塚特別史跡指定記念フレーム切手

2017年発行

2 加曽利貝塚 加曽利E式土器


加曽利貝塚 加曽利E式土器

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

3 加曽利貝塚 異形台付土器


加曽利貝塚 異形台付土器

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

4 加曽利貝塚 加曽利B式土器


加曽利貝塚 加曽利B式土器

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

5 加曽利貝塚 みみずく形土偶


加曽利貝塚 みみずく形土偶

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

6 加曽利貝塚 アクセサリー


加曽利貝塚 アクセサリー

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

7 加曽利貝塚 PR大使かそりーぬ


加曽利貝塚 PR大使かそりーぬ

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

8 加曽利貝塚 イボキサゴ


加曽利貝塚 イボキサゴ

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

9 加曽利貝塚 南貝塚発掘(1964年)


加曽利貝塚 南貝塚発掘(1964年)

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

10 加曽利貝塚 北貝塚発掘(1962年)


加曽利貝塚 北貝塚発掘(1962年)

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

11 加曽利貝塚 北貝塚貝層断面


加曽利貝塚 北貝塚貝層断面

2017年発行

加曽利貝塚特別史跡指定記念

12 入手方法

web空間のフリーマーケットで偶然入手できました。これまでも探していた切手をフリーマーケットで入手できた例がかなりあります。(それも格安で入手できる事例が多いです。)

13 感想

代表的遺物と発掘断面、過去発掘の様子からなるこの考古学切手セットは、日本の貝塚発掘文化を世界の考古学関係者に紹介できる小さな美術媒体です。考古学切手世界で最も価値の高い考古学切手セットの一つであると言えます。