ブログ芋づる式読書のメモ2020.05.04記事「早期の環境」で縄文早期初頭の海水面はマイナス40mであり、現在と海岸線の位置が大いに違うことから、過去の海岸線の復元についてその方法を検討しています。
その検討の一環として、Google earth proで海底地形断面図作成が可能であることを知りましたので、その方法をメモします。
最終氷期の最盛期には、「当時は現在よりも寒冷な時期であり、地球上の水が氷河や雪など氷の形で陸上に固定されていたため、海水の量は現在よりも少なく、海水面は今よりも100メートルほども低かったと考えられている。最近の研究では、現在の津軽海峡や朝鮮海峡にあたる部分は水深が深く、海水面が100メートル低下しても陸橋とはならなかったので、大陸と本州・四国・九州がつながることはなかったとされている。」(山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)から引用)と記述されていますが、Google earth proでそれを実際に確かめてみました。
1 Google earth proでの海底地形断面図の作成方法
(事前にサイドバーのレイヤーの地形にチェックを入れておく)
1 メニューバーの「パス」をクリック
新期パスWindowが開く
アイコンが四角になる
2 断面図視点にマウスを移動してクリック→終点にマウスを移動してクリック→クリック
3 新期パスWindowで「標高」をクリックして「地面に固定」を「海底に固定」に変更する→OKをクリック
新期パスWindow
4 サイドバーの場所の当該パスを右クリックして「高度プロファイルを表示する」をクリック
海底を含む地形断面図が表示されます。
2 対馬海峡の海底地形
対馬海峡の海底地形
朝鮮半島と九州を結ぶ任意の断面線において最深部がマイナス180mとなっています。
海水面がマイナス100m程度ならば対馬と朝鮮半島の間に狭い水道が存在していたと捉えることができます。
3 津軽海峡の海底地形
津軽海峡の海底地形
任意の断面線において最深部がマイナス248mとなっています。
海水面がマイナス100m程度ならば津軽海峡に狭い水道が存在していたと捉えることができます。


