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2026年3月6日金曜日

Illustratorの生成塗りつぶし(シェイプ)によるピカチュウ遊び(形状比較資料作成)

 Pikachu Play Using Illustrator's Generative Shape Fill (Shape) (Creating a Shape Comparison Material)


I used Illustrator's Generative Shape Fill to create a shape comparison material showing similarities between images of animal-shaped clay products and Pikachu.


Illustratorの生成塗りつぶし(シェイプ)を使って、動物形土製品画像とピカチュウが似ている資料(形状比較資料)を作って遊びました。

1 動物形土製品画像と生成したピカチュウ画像


動物形土製品画像

千葉市埋蔵文化財調査センターで開催中の令和7年度特別展「謎多き縄文晩期」で展示されている動物形土製品の3Dモデル画像

2026.03.04「動物形土製品4点(佐倉市吉見台遺跡)観察記録3Dモデル


動物形土製品画像とピカチュウ画像の乗算画像


ピカチュウ画像

2 ピカチュウ画像の作り方

Illustratorの生成塗りつぶし(シェイプ)では輪郭線から画像を生成できます。今回は下の輪郭線を使ってピカチュウ画像を作成し、目の位置だけ手作業で調整しました。従って、より目になっています。


Illustrator生成塗りつぶし(シェイプ)でつかった輪郭線

Illustrator生成塗りつぶし(シェイプ)機能そのもので目の位置を指定したり、輪郭線にピカチュウの体を完全に一致させることはできないようです。Illustrator生成塗りつぶし(シェイプ)は自分の肥大化した期待感から見ると限界があり万能ではありませんが、これまでできなかった資料的情報図作成ができるようになり、とても有用なツールであると理解でき、感心しました。


2025年12月16日火曜日

技術メモ Illustratorで描いたパスをBlenderにプロットする方法

 Technical Note: How to Plot Paths Drawn in Illustrator to Blender


I plotted the shell boundary lines of a section drawing drawn in Illustrator to Blender as an SVG file. This eliminated the need to draw the same boundary lines twice in Blender.


Illustratorで描いたセクション図の貝層界線をSVGファイルでBlenderにプロットしました。これにより、Blenderで同じ界線を描く二度手間が解消されました。

1 Illustratorで描いたパスのBlenderプロット


Illustratorで描いたパスのBlenderプロット

Illustratorで描いた貝層界線(パス)をSVGファイル出力し、Blenderにインポートするとカーブになります。カーブの位置、大きさを正確に調整してからメッシュオブジェクトにすることにより、遺物点群集計などに使うことができます。


Illustratorで貝層界線(パス)を描いている様子


Illustratorで描いたパス

2 メモ

界線カーブをメッシュオブジェクトに変換し、押し出しにより厚みを持たせ、両側に面を貼ることで、貝層分層の姿に対応した3次元メッシュオブジェクトをつくることができます。このメッシュオブジェクトを利用して、スリットに分布する遺物を貝層分層毎に把握、集計できるようになります。


スリット分布遺物の貝層分層別集計用のメッシュオブジェクト

2025年1月26日日曜日

技術メモ JavaScriptでIllustratorを操作する

 Technical memo: Controlling Illustrator with JavaScript


I created a JavaScript that generates a B2-sized document in Illustrator and draws a grid. This is my first time using JavaScript, and it's very useful. I also learned that templates are even more useful as a next step.


立ち上げたIllustratorにB2判ドキュメントを生成し、グリッドを描画するJavaScriptを作成しました。JavaScriptの利用ははじめてで、とても便利です。また、次のステップとしてテンプレートがさらに便利であることを知りました。

1 B2判ドキュメントを生成しグリッドを描画するJavaScript

次の仕様のJavaScriptをChatGPT支援により作成しました。

1 ドキュメントを生成して、B2判アートボードを設定してアクティブにする。

2 横650mm、縦450mmの四角をアートボード中心に描く。

3 線幅は0.25pxとする。

4 四角を行9、列13のグリッドに分割する。

5 全てのグリッドをグループにまとめる。

6 カラーモードをRGBモードに設定する。

7 線の色は#0a009dとする。塗りはしない。

// ptをmmに変換する係数
var ptToMm = 2.83464567;

// 新規ドキュメントの作成と設定
if (app.documents.length === 0) {
    var doc = app.documents.add(DocumentColorSpace.RGB);
} else {
    var doc = app.activeDocument;
}

// B2アートボードの設定(B2: 728mm x 515mm)
var artboardWidthMm = 728; // mm
var artboardHeightMm = 515; // mm
var artboardWidthPt = artboardWidthMm * ptToMm; // ptに変換
var artboardHeightPt = artboardHeightMm * ptToMm; // ptに変換

doc.artboards[0].artboardRect = [
    0,                  // 左
    artboardHeightPt,   // 上
    artboardWidthPt,    // 右
    0                   // 下
];

// アートボードの中心座標
var centerX = artboardWidthPt / 2;
var centerY = artboardHeightPt / 2;

// 四角形を描画
var rectWidthMm = 650; // mm
var rectHeightMm = 450; // mm
var rectWidthPt = rectWidthMm * ptToMm; // ptに変換
var rectHeightPt = rectHeightMm * ptToMm; // ptに変換

var rect = doc.pathItems.rectangle(
    centerY + rectHeightPt / 2, // 四角の上
    centerX - rectWidthPt / 2,  // 四角の左
    rectWidthPt,                // 四角の幅
    rectHeightPt                // 四角の高さ
);
rect.stroked = true;
rect.strokeWidth = 0.25; // 線幅を0.25px
rect.strokeColor = new RGBColor();
rect.strokeColor.red = 10;
rect.strokeColor.green = 0;
rect.strokeColor.blue = 157;
rect.filled = false; // 塗りなし

// 四角形をグリッドに分割
var rows = 9; // 行
var columns = 13; // 列
var gridGroup = doc.groupItems.add();
for (var i = 0; i < rows; i++) {
    for (var j = 0; j < columns; j++) {
        var cellWidthPt = rectWidthPt / columns;
        var cellHeightPt = rectHeightPt / rows;
        var cell = gridGroup.pathItems.rectangle(
            rect.top - (cellHeightPt * i),       // セルの上
            rect.left + (cellWidthPt * j),       // セルの左
            cellWidthPt,                         // セルの幅
            cellHeightPt                         // セルの高さ
        );
        cell.stroked = true;
        cell.strokeWidth = 0.25;
        cell.strokeColor = rect.strokeColor;
        cell.filled = false;
    }
}

// グリッド全体をグループ化
gridGroup.move(doc.activeLayer, ElementPlacement.PLACEATEND);

// RGBカラーモードを設定
doc.documentColorSpace = DocumentColorSpace.RGB;

alert("スクリプトの実行が完了しました!(単位はmm対応)");
2 JavaScriptにより生成したドキュメント


JavaScriptにより生成したドキュメント(Illustrator画面)


JavaScriptにより生成したドキュメントの利用(Illustrator画面)

このドキュメントは有吉北貝塚北斜面貝層のセクション図を集成して1枚の貝層断面図にまとめるための「台紙」として使う目的で作成したものです。JavaScriptの変数を調整すれば、アートボードサイズやグリッド設定や線色を変更できますから、便利です。JavaScriptは規定の場所に置いて使っています。

3 テンプレート

セクション図集成作業ではグリッド番号や標高を記入する必要があるので、それらの数値例や時々必要となるゲージ(目盛)をアートボード内外に置いてあるファイルをテンプレートファイルとして作成し、活用しています。


テンプレート画面(Illustrator画面)

4 感想

JavaScriptの利用がとても便利であることをはじめて知りました。さらにそれ以上にテンプレート利用が便利であること知りました。テンプレートファイルは規定の場所に置くことは手間がかかるようなので、作業フォルダーに置いて使っています。


2023年5月15日月曜日

Illustratorから3Dモデルファイル出力が可能であることを知る

 Know that 3D model file output is possible from Illustrator


I learned that 3D models created in Illustrator can be output as files and reused in other 3D software. Having more options for 3D tools is a good thing. It may be useful in some situations.


Illustratorで作成した3Dモデルをファイル出力して、他の3Dソフトで再利用できることを知りました。3Dツールの選択肢が増えることは好ましいことです。場面によっては有用であるかもしれません。

1 Illustratorによる3D作成

Illustratorでは押出、面取り(ベベル)、回転により3Dモデルを作成することができます。Dimensionなどと共通したマテリアルを使えます。


Illustratorでの3Dモデル作成画面

土器実測図の断面をトレースして回転させて3Dモデルを作成しました。さらに実測図模様(グラフィック)を貼り付けました。グラフィックの貼り付けは簡単で(単純で)、この場合はBlenderモディファイアーのシュリンクラップやUV投影よりはるかに楽です。

3DモデルはWabefront(.obj)ファイル、gltfファイル、usdaファイル、usdzファイルで書き出すことができます。ただし、Wabefront(.obj)ファイル書き出しではテクスチャ貼り付けはできません。usdaファイルで書き出したテクスチャファイルを使えば(mtlファイルにテクスチャファイルに関する記述をくわえて、同じフォルダーに置けば)Wabefront(.obj)ファイルでもテクスチャが貼り付きます。


Blenderに3Dモデルをインポートした様子

2 感想

昨年からPhotoshopで3Dモデル機能が削除されだしていますが、その代替のようにIllustratorで3Dモデル機能が増強されたように感じます。簡易な3DモデルをIllustratorで作成する場面があるかもしれないので、Illustrator3Dモデル書き出し機能追加は良いことです。一般的3Dモデル作成はBlender操作に習熟して、それで行いたいと思います。