花見川流域の小崖地形 その73 (5mメッシュDEM図を読む 12)
次の図は地形段彩図をカシミール3Dに取り込んで、標高情報(5mメッシュの標高情報)と重ね合せた図(MATの作成)です。
地形段彩図と標高情報の重ね合せ図
カシミール3Dは立体表示の最小単位が1mです。従って1m毎の段差が浮き彫りになっています。
1m毎の段差は現実にはないのですが、あたかも段ボールを等高線に沿って切り抜き、重ね合せ貼り付けした地形模型のような感じになり、詳細が省略されるので、地形が判りやすくなる側面もあります。
しかし、本当の詳細を知ろうとすると、1m単位の立体表示では物足りません。不十分です。(現在、0.1m程度の単位で地形を3D表示できるソフトを探しています。)
この地形段彩図と標高情報の重ね合せ図をカシミール3Dの機能(カシバード)を使って3D表示しました。
カシミール3Dを使った純正「地溝」の3D表示1
垂直方向の倍率を20倍にしてある。
立体感を強調するために経緯線を記入してある。
参考 ほぼ同じ画面のGoogle earth表示
Google earthの立体表示の倍率は空中写真、地形段彩図ともに垂直方向3倍。
カシミール3Dを使った純正「地溝」の3D表示2
垂直方向の倍率を20倍にしてある。
立体感を強調するために経緯線を記入してある。
参考 ほぼ同じ画面のGoogle earth表示
Google earthの立体表示の倍率は空中写真、地形段彩図ともに垂直方向3倍。
作成した地形段彩図から得た大切な直観(=地溝の存在)を現場で体感的に直感で確かめ、その直観を3D表示で表現することが出来ました。
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