花見川流域の自然・歴史を知るための図書紹介 37
この図書は千葉県下の戦争遺跡のガイド本です。花見川流域にかかわる戦争遺跡も掲載されていますので、紹介します。
「千葉県の戦争遺跡をあるく」の諸元、内容、目次の花見川流域関連部分
【諸元】
書名:千葉県の戦争遺跡をあるく 戦跡ガイド&マップ
編者:千葉県歴史教育者協議会
発行者:国書刊行会
発行日:平成16年8月25日
体裁:A5判、278頁
【内容】
本書は、千葉県域の中から近代の戦争に関する遺跡や遺物が残る18コースを取り上げた戦跡見学のためのガイドブックである。写真・遺構図・遺物図などを豊富に加え、中学校や高等学校の生徒の調べ学習や、市民が見学する際の調査研究に役立つように配慮した。(この本の使い方より)
【目次の花見川流域関連部分】
習志野コース 「御親兵」の訓練基地から「毒ガス」の訓練基地へ
千葉コース 「軍隊の町」千葉市に戦跡を見る
四街道コース 野戦砲兵学校と下志津飛行学校の跡をたどる
「千葉県の戦争遺跡をあるく」と「学校が兵舎になったとき」
「学校が兵舎になったとき」(青木書店、1996)は同じ千葉県歴史教育者協議会によって編集されたもので、戦争の出来事を書いた本です。花見川流域に関連する事項として陸軍習志野学校、千葉鉄道連隊、下志津原演習場と戦後開拓などが書かれています。
「千葉県の戦争遺跡をあるく」は主要な戦争遺跡を解説した本として便利に利用しています。
なお、私は同書の紹介記事をたよりにして、陸上自衛隊下志津駐屯地内の広報史料館を見学して、ブログ記事にしました。
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