花見川地峡史-メモ・仮説集->3花見川地峡の利用・開発史> 3.4〔仮説〕律令国家の直線道路、東海道水運支路の検討>3.4.47 その5 古代谷津地形把握のための補助資料作成
古墳時代遺跡と奈良・平安時代遺跡の情報を分析していますが、地形特に谷津との関係を詳しく分析したいと思っています。
現在地形は5mメッシュで10㎝単位で正確に把握できています。
しかし、戦後高度成長期以降の宅地開発により谷津地形が埋め立てられてしまい、自然地形としての谷津地形が判らなくなっているところが各所に存在します。
そこで、5mメッシュによる地形把握を補完して古代谷津地形を正確に把握するために補助資料を作成しました。
補助資料は旧版25000分の1地形図(大正10年測量)の水田分布を抜き出した資料です。
戦前の地形図で判明する水田分布は自然地形としての谷津地形を利用してつくられた水田であり、水田分布から自然地形としての谷津地形を知ることができます。
旧版25000地形図(大正10年測量)
旧版25000地形図に水田分布を記入
旧版25000地形図の水田分布を地形段彩図に記入
拡大図における地形段彩図(現状地形)と戦前水田分布記入の様子
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