Red stereoscopic image of a spatula-shaped waist ornament made of dolphin mandible
The dolphin mandibular spatula-shaped waist ornament has already created an observation record 3D model.
Using this observation record 3D model, I created a red stereoscopic image using the red stereoscopic principle (invented by Mr. Tatsuro Chiba). This product has a spatula shape with no sharp irregularities. When actually making a red stereoscopic image, the subtle stereoscopic effect of the actual product was well expressed.
イルカ下顎骨製箆状腰飾はすでに観察記録3Dモデルを作成ました。
(2022.01.07記事「箆状腰飾(千葉市有吉南貝塚)の3Dモデル観察」
この観察記録3Dモデルを使って、赤色立体原理(千葉達朗先生発明)により赤色立体画像をつくりました。この製品は激しい凸凹がない箆(ヘラ)状をしていますが、このような形状のものを赤色立体画像にするとどのような出来ばえになるのか確認することが主な作成動機です。
1 イルカ下顎骨製箆状腰飾の赤色立体画像
イルカ下顎骨製箆状腰飾の赤色立体画像
3Dモデルテクスチャ画像(写真)ではその立体性をイメージすることは困難ですが、赤色立体画像にすると立体性のイメージが明瞭になります。激しい凹凸がない製品に対しても赤色立体画像は立体性を精細に可視化する点でとても有効なツールであることを確認できます。
2 イルカ下顎骨製箆状腰飾形状の等高線的表現
イルカ下顎骨製箆状腰飾形状の等高線的表現
干渉色変換ツール(地図アート研究所(所長やまだこーじ)開発公開)により2種類の干渉色変換画像を作りました。またPhotoshopカラーテーブル適用により2種類の画像をつくりました。このような表現をすることにより腰飾の微妙な形状を細部にこだわらないで把握できます。赤色立体画像を補助する資料として有用であると考えます。また実用的資料としてではなく、鑑賞対象としての画像(アート)としての意義もあるかと思います。
3 参考 箆状腰飾(千葉市有吉南貝塚) 観察記録3Dモデル Spatula-shaped waist ornament
箆状腰飾(千葉市有吉南貝塚) 観察記録3Dモデル Spatula-shaped waist ornament縄文中期、イルカ下顎骨製
撮影場所:千葉市立郷土博物館「千葉市出土考古資料優品展」
撮影月日:2021.12.22
展示の様子
ガラスショーケース越し撮影
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v6.010 processing 51 images
Spatula-shaped waist ornament (Ariyoshi Minami Shell Midden, Chiba City) Observation record 3D model
Middle Jomon
Made of dolphin lower jawbone
Location: Chiba City Folk Museum "Chiba City Excellent Archaeological Material Exhibition"
Shooting date: 2021.12.22
Shooting through a glass showcase
Generated with 3D model photogrammetry software 3DF Zephyr v6.010 processing 51 images
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