2022年9月3日土曜日

縄文土器実測図3Dモデルの破損状況表現

 Damage representation of Jomon pottery 3D model


I confirmed how to remove the necessary parts in order to express the damage situation of the Jomon pottery 3D model. In addition, I made it possible to post Blender work results to Sketchfab directly from Blender.


縄文土器実測図3Dモデルの破損状況を表現するために、必要な部分を除去する方法を確認しました。なお、Blender作業結果をBlenderから直にSketchfabに投稿できるようにしました。

1 縄文土器実測図3Dモデル 破損表現

縄文土器実測図3Dモデル 破損表現

左から実測図、写真、Photoshopによるカラー化写真の3Dモデル


「縄文土器実測図3Dモデル 破損表現」画像

2 縄文土器オブジェクトの一部削除方法

オブジェクトの一部削除は次のような方法で行いました。

1 削除範囲をビェジェ曲線でなぞる。

2 ビェジェ曲線をメッシュに変換する。

3 メッシュの頂点から面を作成する。

4 面をモディファイア「ソリッド化」で立体オブジェクトにする。立体オブジェクトは土器削除部分を完全にカバーするようにする。

5 土器をモディファイア「ブーリアン」差分で、立体オブジェクトと交差した部分を削除する。


土器と立体オブジェクト

この土器の場合ブーリアン差分による削除は、作業しやすい軸方向3回に分けて行いました。

この方法を使えば、どのような破損状況でも表現することができると考えます。

2 BlenderからSketchfabに直接投稿

BlenderにSketchfabプラグインをインストールすることにより、Blender画面から直接Sketchfabに投稿できるようになりました。


Blender画面におけるSketchfabプラグイン

アドイン「sketchfab-plugin-1-5-0.zip」をダウンロードしてBlenderにインストールして、プラグイン画面でSketchfabメールアドレスとパスワードを入力するだけで使えるようになりました。「API token」の入力は必要ありませんでした。

これまでBlender作成3Dモデルは、BlenderからWabefront(.obj)ファイルなどでエクスポートして、それを3DF Zephyr Liteで読み込み、3DF Zephyr LiteからSketchfabに投稿していたので、ひと手間減ることになり便利です。





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