Fabric Analysis: Adjusting Observation Methods for the "Looking-Up" Section
I am currently acquiring observation data for fabric analysis using a 3D model of a shell-midden section—specifically, a detached section from the northern slope of the Ariyoshi-Kitakaizuka site. During this process, I discovered that when generating a frontal orthographic projection of the section's "looking-up" area (the underside), a significant portion falls into shadow and fails to render clearly. Consequently, I decided to forgo the exhaustive observation of bivalve shells in this specific area.
有吉北貝塚北斜面貝層剥取断面3Dモデルを対象に、ファブリック分析用の観察データを取得しています。この作業の中で、剥取断面3Dモデルの見上げる範囲については正面オルソ投影画像にすると、結像されない陰の部分がかなりの面積になることが判明しました。そこで、この部分については二枚貝殻の悉皆観察は諦めることにしました。
1 剥取断面3Dモデルの見上げる範囲の正面オルソ投影画像
1-1 検討場所
検討場所
54分析区5413作業単位
1-2 検討場所の正面オルソ投影画像
画像1 検討場所の正面オルソ投影画像
54分析区5413作業単位
2 3Dモデルの見上げた場合の画像
画像2 3Dモデルの見上げた場合の画像
画像3 3Dモデルの見上げた場合の画像
画像1~画像3の★印は同一貝殻
3 検討
画像1(正面オルソ投影画像)と画像1、2(見上げた画像)を比較すると、画像1、2では全ての貝殻が鮮明に観察できます。しかし、画像1では見上げた場合に陰となる部分が白っぽくなり結像していません。このため個別貝殻の観察は著しく困難になります。貝殻の悉皆観察は不可能です。
このため、見上げる範囲における二枚貝殻観察方法を次のように調整することにします。
【3Dモデルの見上げる範囲における二枚貝殻観察方法】
3Dモデルの見上げる画像を参考にして、確実に2枚貝殻と理解できる場合に限定して、これまでの項目(※)について観察する。
※ 二枚貝殻の場所、偏位角、見かけ長さ、殻位
見上げる範囲について悉皆性を諦めたので、画像ノイズの中で生まれる不確かさに起因する恣意性を最小化するために、確実に二枚貝殻の形状等を観察できる場合に限定してデータを取得することにします。
従って、分析の際も見上げる範囲とそうでない範囲の扱い方を適切に分けることにします。




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