2014年7月11日金曜日

小崖地形(断層地形) その1

シリーズ 花見川地峡成立の自然史 -仮説的検討- 
第4部 下総台地形成に遡る その11

小崖地形の検討をふりかえるためにkashmir 3dを使って小崖地形を立体表示してみました。

立体表示するために作成した地形段彩図です。

地形段彩図
立体性をよりわかりやすくするために経緯線(10秒間隔)を入れてあります。地図太郎プラスにより作成。

立体表示する場所の位置図です。

立体表示する場所の位置図
グーグルアースで斜め表示

まず作成した3D図(視点の位置を変えた5枚、いづれも垂直方向30倍)を説明なしで掲載します。

地形を予断なしに観察するためにです。

小崖地形3D図 1

小崖地形3D図 2

小崖地形3D図 3

小崖地形3D図 4

小崖地形3D図 5

これまでの検討で、ここに表現されているメインの2つの小崖(断層)は垂直方向2~3mの移動だけでなく、水平方向に移動が130m~150mあることが判っています。

水平方向移動が100m超の断層がここにあるという検討結果が真であるのか?

そうだとすると、その意味することはどんなものであるのか?

これらの小崖(断層)は活褶曲としての習志野隆起帯の単なるパーツで、本当に良いのか?

改めて検討します。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿