上ガスの頻度が明らかに低調になってきていますので、記録しておきます。
散歩のときに花見川の水面をみて、上ガスの発生頻度をしばらく見る程度で、何かの計測をしたり、記録したりしているわけではありません。したがって、きわめて感覚的なものですが、確実に上ガスの頻度が低調になってきています。
昨日などはしばらく水面を見てもほとんど上ガスを見つけることができませんでした。
2014.05.09記事「上ガスの季節変動は農業活動に起因する」にデータを示したように花見川付近の地下水位は6月中旬頃に最も深くなります。つまり、6月中旬頃までが農業用揚水の最盛期で、それ以後の揚水量は減少するということです。
農業用揚水が減少しだしている7月初旬になると、上ガスが低調になることは、これまでの上ガス成因仮説と符合します。
実際に花見川近くの勝田川谷津の水田を見ると、最近では開栓して水を水田に流しているバルブの数は1/3程度で、あまり水を使っていない様子がわかります。揚水しなくても雨水を利用できているのだと思います。
いつか詳細な調査をしたいと思っていますが、多少のタイムラグはあるにせよ、勝田川谷津における日々の農業用揚水量に、花見川水面の上ガス頻度が直接比例しているのではないかと、考えています。
揚水を大量消費しなくなった勝田川谷津の水田の様子 2014.07.02
ようやくみつけた花見川上ガス 2014.07.03
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