小字地名データベース作成活用プロジェクト 29
千葉県地名大辞典(角川書店)附録小字一覧のうち、下図に赤色を塗った市町村について電子化を済ませました。
古代下総国域のうち千葉県域分をほとんどカバーしたことになります。
千葉県小字データベース作成状況(2015.11.02)
時間の余裕のある時に電子化作業をしていて、ここまでくると、年内に九十九里平野を攻略して、新年の前半に上総国の主要部と安房国全部を陥落させる目途が付きます。
下総国より上総国の方が歴史が古く、したがって古代地名を対象とすると、これからの作業領域の情報価値がより高いと感じますので、電子化という単純作業にも関わらず熱がこもってきます。
上総国本拠地の東京湾岸から、養老川や村田川をさかのぼって船越を超え、太平洋岸(九十九里浜とその周辺)に向かった新たな開拓の動きが地名から確認できる可能性も感じています。
データベース領域がもう少し増えた段階で、いくつかの問題意識をデータベースに投影して、データベースの意義を中間的に検討したいと考えています。
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